ニュース > クラブ
V・ファーレン長崎戦での一部サポーターのブーイングにつきまして
掲載日:2022年7月29日
当クラブは、Jリーグの一員として、観客にホームスタジアム及びその周辺において秩序ある適切な態度を保持させる義務を負っています(Jリーグ規約 第51条 Jクラブの責任)。
7月23日開催のJ2リーグ 第28節 V・ファーレン長崎戦において、試合中にサポーター応援エリアを中心に過度なブーイングを繰り返す事象等がありました。本件について調査の結果、サポーターの集団が組織的に行ったものではなく、偶発的に発生し、クラブスタッフ等の制止により止んだ事象であることが判りました。
しかし、たとえ偶発的とはいえ、Jリーグ全体が声出し応援の段階的な再開を含め、試合の正常化に努めている中で発生したことは極めて遺憾です。
当クラブとして、ホームゲームでの声出し応援の適用を目指し、環境の整備を行ってきましたが、現在のサポーターの状況で適用は困難と判断せざるを得ない旨、サポーター有志に対し説明いたしました。
これを受けてサポーター有志から、謝罪とともに誓約書の提出がございました。
アウェー、今季の各試合でのトラブルを含め、長崎戦での事象を深く反省し、今後観戦ルール等に違反した行為を行った場合は、いかなる処分にも異議を申し立てない、中心となっている応援グループの代表者1名について、Jリーグ、ベガルタ仙台のルール遵守に協力をする立場でありながら、スタンドのコントロールを失いサポーターをまとめきれなかった責任を取り、第29節 レノファ山口FC戦から3試合の応援(入場)を自粛する旨の申し出がありました。
クラブでは以上の申し出を受け入れ、サポーター有志に対し、観戦ルール等の遵守を重ねて指導を行い、今後はスタンド全体を含めルール遵守に全面的に協力していく旨の申し出もありました。
なお、ホームゲームにおける声出し応援の適用開催については、自治体及びJリーグとも相談しながら開催時期を検討し、決定次第お知らせいたします。
サポーターの本領は、ルールを厳守しつつ、最大限の応援でチームの勝利を願うことに尽きると考えます。
ベガルタ仙台のチーム・サポーターはもとより、対戦相手チームやそのサポーター、試合を支えている多くの関係者をリスペクトして行動すること、SNSの活用に当たっても他者を思いやる気持ちを忘れずに発言することを、改めてお願いいたします。