2021明治安田生命J1 第33節 サンフレッチェ広島 2021年10月23日 (土) 14:03 キックオフ ユアテックスタジアム仙台
1 前半 0
1 後半 0
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 27 | ヤクブ スウォビィク |
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
DF | 5 | アピアタウィア 久 |
DF | 16 | 吉野 恭平 |
DF | 14 | 石原 崇兆 |
MF | 17 | 富田 晋伍 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 26 | 加藤 千尋 |
MF | 7 | 関口 訓充 |
FW | 42 | 富樫 敬真 |
FW | 11 | 赤﨑 秀平 |
控え
GK | 22 | ストイシッチ |
DF | 3 | 福森 直也 |
DF | 4 | 蜂須賀 孝治 |
MF | 6 | 上原 力也 |
MF | 32 | 氣田 亮真 |
FW | 15 | 西村 拓真 |
FW | 33 | フェリペ カルドーゾ |
スターティングメンバー
GK | 1 | 林 卓人 |
DF | 2 | 野上 結貴 |
DF | 4 | 荒木 隼人 |
DF | 19 | 佐々木 翔 |
MF | 15 | 藤井 智也 |
MF | 6 | 青山 敏弘 |
MF | 27 | ハイネル |
MF | 24 | 東 俊希 |
MF | 30 | 柴﨑 晃誠 |
MF | 10 | 森島 司 |
FW | 29 | 浅野 雄也 |
控え
GK | 38 | 大迫 敬介 |
DF | 33 | 今津 佑太 |
MF | 14 | エゼキエウ |
MF | 17 | 松本 泰志 |
MF | 25 | 茶島 雄介 |
MF | 41 | 長沼 洋一 |
FW | 37 | ジュニオール サントス |
DATA
○入場者数/6,236人
○天候/晴、弱風 ○気温/13.9℃ ○湿度/48%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/清水勇人 ○副審/中野卓 塚越由貴
COACH INTERVIEW監督記者会見
ここ2戦クリーンシートで好調の広島を相手に、まず守備から入らなければいけなかったのですが、広島もここ2戦よかったのは、立ち上がりのハイプレスでゲームのリズムをつかんでいたからだと思うので、持つことになっていた広島が、ゲーム間隔が少し空いていたこともあったかもしれませんが、こちらはボールを持った相手に対してしっかり守備でアジャストできるようになってきました。そこから、前半の早いうちに先制点を取れたことで、また守備からの攻撃というところを割り切ってやれたゲーム展開がよかったかなと思います。
ただ、後半に広島が少し落ちてくるだろうと予想してきたのですが、我々がリードしていたぶん、広島がパワーを緩めずに来たところ、逆にこちらは守備に追われて奪ったボールをなかなか繋げないというところはありましたけれども、時折カウンター、シュートまでいけるところまで盛り返してみせて、しのいだ先にアディショナルタイムでだめ押しで取れたので、最後にあの長いアディショナルタイムでひやひやすることなく過ごせてよかったです。
久しぶりのクリーンシート、複数得点というところで、あとがない状況の中からこういう勝ち方が成り立ってくると、最下位という底にいながら、底力を発揮できたと。「これをあと5回続けられるようにやっていこう」という話をしました。本当に誰一人チームで諦めているものはいないし、今日のサポーターも信じての応援だったと思うので、それがまた後押しになって大きな勝点3を取れました。
11月の3連戦で何とか、残留圏内に昇っていければと。ただし、とにかく厳しい状況は変わらないので、次のアウェイ、連戦になるので、総力戦で勝利を目指してやっていきたいと思います。
■前節の課題だった、ハイプレスへの対策はどう評価されますか。
広島のハイプレスが思った以上に緩かったというのがあったのと、こっちも構えて牽制から出ていく姿勢がよかったですし、広島がここ2戦では守備からリズムを作っていたと思いますが、自分たちが持たれて、広島の攻撃からのリズムというところで、自分たちはしっかり守備から入れたことがよかったのではないかと思います。その中で、1点を先に取ってみせ、しっかりとした守備からの攻撃という流れを維持できたことが、仙台としてはよかったと思います。
■先制点の関口訓充選手について、この苦しい状況でベテランが点を取ってくれることを監督は心強いと感じますか。
これまでのチャンスで決めていればこのような状況に置かれていなかったと思いますけれども、ただ本当に際も際のところだったので、こういうときにベテランという部分と、昔から長く携わっていた選手がこういう危機的な状況で点を取ってくれているということと、新戦力の氣田(亮真)が取ったあたりが、非常に自分にとっては、助けてもらったなと感じています。
■メンタル面で立て直すのが難しかったと思いますが、どういうところで選手たちの気持ちを奮い起こさせましたか。
「死ぬか生きるか、生き残れるかの戦いだ。死力を尽くせ。死ぬ気になったら何でもできる」という話を今日はミーティングでしました。これまで残留争いに対する重圧を感じて、それがもろに出た大分戦ではパフォーマンスが低調だったということに対して、開き直りが大事だと。そうなったときに忘れてはいけないのが、「去年からのコロナ禍の中で、サッカーをやらせてもらっていることへの感謝を、残留争いに巻き込まれて忘れていないか」という話を実はしました。そうなったときに、「サッカーをやらせてもらっている立場の人間として、残留争いの重圧と、やらせてもらっていることへの感謝の力を出そう」という話と、今節を迎えるにあたって、前節と違って今回は正真正銘の最下位なわけです。そうなったときに、「自分は、最下位でいることを許さない」という話をしました。「だけれどもこれは自分から選手たちに向けた言葉ではなくて、選手たち自らが、自らに訴えてほしい言葉だ」という話をして、選手たちはもう最下位でいられない、いたくないと思って力を出してくれたのだなと思います。
ハーフタイムコメント
「前に出てくる選手をケアすること。相手陣に侵入し続けよう。ボールを預けて終わらない、先に次の1点を取ろう」
MF 7 関口 訓充選手
「(ゴールについて)敬真(富樫選手)が僕に落としたわけではないと思うが、シュートを打てる場所にいることができたので、多少のズレにも反応できたことがポイントだった。巻くシュートには自信を持っているので、自然体で打つことができた。
最下位で悔しい思いだった。ただ、下から4つの順位にいればJ2に落ちるので、開き直って思い切りやるしかないと考えていた。6連勝して残留できなければしょうがないと思う。自分たち次第、勝つことだけ考えて試合に臨んだ。サポーターに胸を熱くしてもらったので感謝している。前節、直接対決でふがいない戦いをした。直接対決では清水も徳島ももったいない失点だった。勝ち点を献上したので自分たちが招いた結果。挽回するのは自分たちしかいないので、1戦1戦をしっかり臨んでいる。残されたゲームを勝ちに行く、それが全て」
MF 32 氣田 亮真選手
「(ゴールについて)拓真くん(西村選手)からパスを受けて、左足で止めて、2タッチ目で右で打つか、相手の股を抜くかの選択肢があり、ボールが当たると思ったのでタイミングを変えて、相手の重心を外せた。
(途中出場について)一番は自分が入って流れを完全に変えることができればと思ったが、そんなに甘くはないので、自分が点を取りたい気持ちはあるが、まずはしっかり守ろうと入った。最後にチャンスが無いかと思い、結果的に取れて良かった。
期待を裏切る時間が長かったと思う。残り数試合だが、サポーターのみなさんの心に響くようなプレーをしたいと思うし、何が何でも結果を残す。自分が苦しんできたのは、試合を見ている人は分かっているので、それを乗り越える姿を見てもらって、何かきっかけを与えられるようなプレーをしたい」