2021明治安田生命J1 第27節 サガン鳥栖 2021年08月29日 (日) 19:03 キックオフ ユアテックスタジアム仙台
0 前半 0
0 後半 1
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 27 | ヤクブ スウォビィク |
DF | 25 | 真瀬 拓海 |
DF | 5 | アピアタウィア 久 |
DF | 16 | 吉野 恭平 |
DF | 3 | 福森 直也 |
MF | 17 | 富田 晋伍 |
MF | 6 | 上原 力也 |
MF | 7 | 関口 訓充 |
MF | 14 | 石原 崇兆 |
FW | 42 | 富樫 敬真 |
FW | 11 | 赤﨑 秀平 |
控え
GK | 22 | ストイシッチ |
DF | 4 | 蜂須賀 孝治 |
DF | 13 | 平岡 康裕 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 18 | 中原 彰吾 |
FW | 15 | 西村 拓真 |
FW | 33 | フェリペ カルドーゾ |
スターティングメンバー
GK | 40 | 朴 一圭 |
DF | 24 | 飯野 七聖 |
DF | 20 | ファン ソッコ |
DF | 3 | エドゥアルド |
DF | 31 | 大畑 歩夢 |
MF | 13 | 白崎 凌兵 |
MF | 37 | 小泉 慶 |
MF | 44 | 仙頭 啓矢 |
MF | 7 | 中野 嘉大 |
MF | 22 | 小屋松 知哉 |
FW | 9 | 山下 敬大 |
控え
GK | 1 | 守田 達弥 |
DF | 30 | 田代 雅也 |
DF | 47 | 中野 伸哉 |
MF | 50 | 梁 勇基 |
MF | 23 | 本田 風智 |
MF | 15 | 酒井 宣福 |
FW | 29 | 岩崎 悠人 |
DATA
○入場者数/3,807人
○天候/晴、弱風 ○気温/26.9℃ ○湿度/55%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/高山啓義 ○副審/大川直也 塚越由貴
COACH INTERVIEW監督記者会見
好調の鳥栖を相手に、まずは鳥栖の良さを消して、それにしっかり対応して隙を突いていく攻撃でした。案の定、動かされる展開でしたが、焦れずにしっかり対応して、(失点を)ゼロで押さえての後半は、ベガルタが攻勢だったと言ってもいいくらいのゲームをしていました。そのなかで、勝敗を分けたのはひとつのFKです。我々としては後半に訪れた決定打を、ひとつでもふたつでも決めていればというようなところでしたけれども、選手たちは今日は、対鳥栖という、自分が与えたゲームプランに対して非常に応えてやってくれたと思います。
3連戦の3戦目に会場へ駆けつけたサポーターのみなさんの手拍子が選手たちにエネルギーとテンポを与えてくれたと感じていますし、だからこそ勝点3を取らなければいけないくらいの内容だったと思います。けれども、「勝負の8月だ」という話をしていて、1勝もできずに「勝負できていないじゃないか」とみなさんからお叱りを受けそうですけれども、今シーズンの最大目標はJ1残留だというところに対して、辛抱させられた8月で、いよいよ熾烈を極める残留争いがある9月、10月、11月に、しっかりと溜め込んだ悔しさを爆発させて、今日にサポーターから送られた手拍子と声援をエネルギーにして、最後の最後はJ1残留というかたちで報いてあげられるように、今日はその兆しを、負けましたけれども選手たちは示してくれたと。監督として、自分はそれを感じています。
■守備では鳥栖の攻撃をうまく押さえていたことについて、どう思われますか。
ちょっとサイドの真瀬(拓海)と石原(崇兆)があの最終ラインから前に出てきてかかる守備というのが、機能しだしたらだいぶ良くなった感じです。でも、それがやれるようになるのに、1トップ2シャドーのところで、今日は(富樫)敬真、赤﨑(秀平)、関口(訓充)のアグレッシブな“追い”があってこそ、あとはボランチの富田(晋伍)、上原(力也)なんかも、相手のやってくることをしっかり頭に入れてうまく対応してくれたなと思います。
ただし、もう少し石原と真瀬のところを思い切って前に出せれば、もう少し攻撃的な守備になって、真瀬の決定機はありましたけれども、前半のうちに決定機を演出できたのかなと思います。ただし、後半はよく持続的に、交代するまで石原なんかも頑張ってくれたと思います。
■セットプレーからの失点が続いています。セットプレーを危ない場所で与えてしまう守備についてご意見を聞かせてください。
FKを与えていることに対しては、やはり少しプレーで足を出すタイミングが少し遅れることもありますけれども、今日のFKに関してはエドゥアルド選手を褒めるしかないと思っています。あとは、鳥栖の度重なるあの辺でのフリックのうまさは、やはりFKを取れるしかけなんだというところを自分たちも学んで手に入れなければいけません。
■残り試合が少なくなってきて、兆しを示すだけでは厳しくなってきたので、それを劇的にどう変えていきますか。
おっしゃるとおり、「兆しが見えた」と私が言っていますけれども、実際にリーグの流れみたいなものをものすごく今は感じていて、「勝負の月だ」と意欲を持った月があだになったかのような結果だけれども、この8月に勝点はとことん失いましたけれども、プレーで育まれたものは間違いなくあると。その育まれたものを、残りの11戦が始まれば、連戦がないにしろコンスタントな戦いが続く中で、この戦いを生かして、今は連敗していますけれども、今シーズン連勝もない中で、残り11戦でひとつ勝ち出して連勝できれば、これはもう大きな流れをつかめるという、まずはこのちょっと空いた後の、降格圏内にいるチーム、そして2桁順位のチームに対して(勝点)3を取る準備をしていければ、一気に直接対決もある中で、残留へ大きく進められる11試合が残っている。それを果たしてみせたいと思います。
ハーフタイムコメント
「とったひとつ目のボールを面でサポートしよう。守備は引き続きしぶとく」
MF 14 石原 崇兆選手
しっかり守備から入るということをチームでやっていた。前半は押し込められたことが多く、もっと攻撃的にいければ良かった。いつもよりも前のあたりのポジションなので、どんどん前に行こうと、攻撃時のオーバーラップ、ドリブルを意識していた。後半の最初のシーンに関しては、落ち着いてパスや確実に枠に飛ばすシュートを意識しなければと思う。
自分たちがやろうとしていることを、やり通すことが大事。勝ちに飢えている。1試合1試合を勝ちにこだわってやっていかなければならない。
(サポーターへ)声が出せない中、90分間、手拍子で後押ししてもらって、勝てない試合が続いていて不満もあると思うが、仙台らしいサッカーをして、早く勝利を見せられるようにがんばるので、最後まで応援をお願いしたい。
DF 16 吉野 恭平選手
数試合スタメンから外れて、チームも勝てない状況で悔しかった。自分がこの試合に出て(失点)0で抑えて、チームを勝たせようとピッチに立った。結果、負けてしまい責任を感じているし残念だ。(失点について)あの位置でファールを与えれば、ああいったシーンも起こりうるし、もっと粘り強くディフェンス陣として対応しなければいけなかった。攻撃の終わり方も考えなければいけなかった。
(粘り強い守備も見られたが)正直、やらなければいけない状況。何が何でもゴールを守って、チームが勝つためにやるしか頭にはない。今日の粘り強さをベースに、勝っていかなければならない。どうやって点をとっていくかチームで考えたい。
苦しい状況の中で熱い応援をしてくれて、本当に感謝している。勝利を届けられない状況を不甲斐なく感じている。何としてもJ1に残るために最後まで戦う。