2021明治安田生命J1

2021明治安田生命J1 第1節 サンフレッチェ広島 2021年02月27日 (土) 14:03 キックオフ エディオンスタジアム広島

試合終了
HOME サンフレッチェ広島
1 - 1

1 前半 0

0 後半 1

AWAY ベガルタ仙台

監督記者会見 

MATCH PROGRESS

試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
27分[退場] 23 シマオ マテ
37 ジュニオール サントス 33分[得点]
46*分[交代] 32 氣田 亮真 → 8 松下 佳貴
62分[交代] 19 皆川 佑介 → 14 石原 崇兆
37 ジュニオール サントス → 18 柏 好文 76分[交代]
79分[交代] 2 秋山 陽介 → 25 真瀬 拓海
24 東 俊希 → 33 今津 佑太 87分[交代]
87分[交代] 20 マルティノス → 11 赤﨑 秀平
87分[交代] 16 吉野 恭平 → 13 平岡 康裕
90分[得点] 11 赤﨑 秀平
29 浅野 雄也 → 14 エゼキエウ 90+2分[交代]
10 森島 司 → 23 鮎川 峻 90+2分[交代]

MEMBERS

スターティングメンバー
GK38大迫 敬介
DF2野上 結貴
DF4荒木 隼人
DF19佐々木 翔
DF24東 俊希
MF29浅野 雄也
MF8川辺 駿
MF6青山 敏弘
MF10森島 司
FW9ドウグラス ヴィエイラ
FW37ジュニオール サントス
控え
GK1林 卓人
DF33今津 佑太
MF30柴﨑 晃誠
MF15藤井 智也
MF18柏 好文
MF14エゼキエウ
FW23鮎川 峻
スターティングメンバー
GK27ヤクブ スウォビィク
DF2秋山 陽介
DF23シマオ マテ
DF5アピアタウィア 久
DF4蜂須賀 孝治
MF6上原 力也
MF16吉野 恭平
MF32氣田 亮真
MF7関口 訓充
MF20マルティノス
FW19皆川 佑介
控え
GK1小畑 裕馬
DF13平岡 康裕
DF25真瀬 拓海
MF8松下 佳貴
MF14石原 崇兆
MF26加藤 千尋
FW11赤﨑 秀平

DATA

後半前半広島 仙台前半後半
12618シュート606
617CK422
268FK963
000オフサイド101
000PK000

○入場者数/8,820人
○天候/晴、弱風 ○気温/14℃ ○湿度/51%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/家本政明 ○副審/越智新次 松井健太郎

COACH INTERVIEW監督記者会見

まずは、警戒しながら、辛抱強く厳しさを持って守備から入ろうというゲームプランでした。そんななかで、シマオ(マテ)の退場で数的不利になって、1点を取られてビハインドになったときには、いかに追加点を与えないかというゲームの進め方で、後半にまずチームには「このゲームは勝点1を取れれば御の字だ。1点で同点にできたからといって(勝点)3を取りにいってはだめだ」という話をして、そういう意味ではいい時間帯での同点ゴールだったなと思うし、非常に選手が、特に関口なんかは目まぐるしく役割やポジションが変わるなかで、徹底してやってくれたなと。そして全員がその勝点1のために働いた成果が、(赤﨑)秀平が短い時間の出場でもああやって追いつけたということに、仙台の今年の可能性を示せたんじゃないかと思います。

■ビハインドから勝点1を取るには得点が必要でしたが、10人で点を取るための勝負どころはどこに設定していましたか。

まずは点を取るために、皆川の高さを残して、次は最前線をドリブラーのマルティノスにして、最後は敏捷性の赤﨑にすると、それはビハインドになった時点で頭の中にふわっと描けたものだったし、そのためには両翼の関口や真瀬、石原といったところのパワーが必要だったので、点を取るためのプランがはまったな、と思います。
ただし、点を取るためには守備に追われる時間があって、その守備と攻撃となったときの広島の出方をよく見てみよう、ボールを渡しても逆に1-0のリードを保ちつつしかけてこないときがある、そのときは休めと。ただし、しかけてきたときは厳しくやれと。そういうメリハリを持ったプランがあって、攻撃のパワーを残しつつやれたのは良かったと思います。

■苦しい試合展開でしたが、そのなかでも選手たちに声をかけ続けたことがあれば教えてください。

今日のミーティングで、「(東日本大)震災から10年目の、希望の光のスタートだ」という話をして、まだまだ震災で苦しんでおられる方、当時に震災で亡くなった方の苦しさを思えば、ピッチ内で起こる苦しさなんかなんということはない。苦しむ覚悟で戦え」と話して送り出しました。まさか数的不利で自分たちが厳しい状況になるとは思いませんでしたけれども、困難を乗り越えてみせたようなゲームになったなと思います。
ただし、そこには、数的に不利にならなくてもいいようなコントロール力が大事だと思うし、逆にそこに煽ったようなかたちのエキサイティングプレーで退場になってしまったのは、少し冷静にしなければいけないと思います。

■ヤクブ スウォビィク選手がファインセーブを連発していたことについては。

 もう、スウォビィクがいてこそです。本当に彼がビッグセーブをして、広島に恨まれるような活躍だったなと。そこは、チームの味方でいてくれてよかったなと思います。

■試合終了間際に交代枠を使い切っての起用が功を奏しましたが、あのときはどのような声をかけて送り出しましたか。

吉野が足をつって平岡と交代するときに、しっかり守備を固めたいと思いました。でも、せっかく守備を固めるのならば、最前線もフレッシュにしたい。二兎を追ってみて、一兎を得たというところだと思います。

■困難を乗り越えた選手の、今年の気持ちの変化をどのように受け止めていますか。

やはり去年もたくさん悔しい思いをしてきたチームだし、その中でやはり今年の我々が果たすべき役割としては、1番には希望の光になりたいというのがありますけれど、昨年の順位から這い上がる、そういうことを示さなければならないときに、ひとりひとりのたくましさプラス、チームのまとまりがなければ果たせないという話をしました。そういう意味ではものすごくまとまったチームができあがったなと。今日もし、このチームにまとまりがなければ、広島に3点を取られて負けていたと思います。

ハーフタイムコメント
「プレーをやり切ること。ボールを持ったら準備を早く。辛抱強く戦うこと」

GK 27 ヤクブ スウォビィク選手コメント
「チームとしては早い時間に退場者を出してしまったが、各選手が個性を発揮してしっかりと戦った結果だと思う。自分たちは最低でも勝ち点1を持って帰るにふさわしい試合だったと思う」

FW 11 赤﨑 秀平選手コメント
「苦しい展開だったが、キャンプから監督が希望の光になると伝え続けてくれて、全面に出た戦いができたと思う。(途中出場は)必ず結果を出すという強い気持ちを持って入った。監督からの強い信頼を感じているので、すばらしいかたち出せた」