2019明治安田生命J1 第23節 川崎フロンターレ 2019年08月17日 (土) 19:03 キックオフ ユアテックスタジアム仙台
0 前半 1
2 後半 1
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 24 | ヤクブ スウォビィク |
DF | 4 | 蜂須賀 孝治 |
DF | 23 | シマオ マテ |
DF | 13 | 平岡 康裕 |
DF | 2 | 永戸 勝也 |
MF | 17 | 富田 晋伍 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 18 | 道渕 諒平 |
MF | 7 | 関口 訓充 |
FW | 11 | 石原 直樹 |
FW | 38 | 長沢 駿 |
控え
GK | 22 | 川浪 吾郎 |
DF | 39 | 金 正也 |
MF | 5 | 椎橋 慧也 |
MF | 6 | 兵藤 慎剛 |
FW | 9 | ハモン ロペス |
FW | 19 | ジャーメイン 良 |
FW | 20 | 阿部 拓馬 |
スターティングメンバー
GK | 1 | チョン ソンリョン |
DF | 26 | マギーニョ |
DF | 34 | 山村 和也 |
DF | 7 | 車屋 紳太郎 |
DF | 2 | 登里 享平 |
MF | 25 | 田中 碧 |
MF | 22 | 下田 北斗 |
MF | 14 | 中村 憲剛 |
MF | 41 | 家長 昭博 |
MF | 8 | 阿部 浩之 |
FW | 11 | 小林 悠 |
控え
GK | 21 | 新井 章太 |
DF | 17 | 馬渡 和彰 |
MF | 6 | 守田 英正 |
MF | 16 | 長谷川 竜也 |
MF | 19 | 齋藤 学 |
MF | 28 | 脇坂 泰斗 |
FW | 9 | レアンドロ ダミアン |
DATA
○入場者数/17,860人
○天候/晴、無風 ○気温/27.8℃ ○湿度/67%
○ピッチ/全面良芝、乾燥 ○時間/90分
○主審/中村太 ○副審/平間亮 田尻智計
COACH INTERVIEW監督記者会見
お疲れさまでした。仙台や東北地方は夏休みが終わるのが関東とか関西よりも早くて、もしかしたら今日が最後の週末になるのかもしれない中で、たくさんのサポーターが、子どもたちも含めて来てくれたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。
短い準備期間の中で、ちょっといろいろな策を練って準備をしました。それを、多少前半に不具合がありながらも、選手が前向きにトライしてくれました。ハーフタイムに修正をかけて、そこからひっくり返したものが、選手が前向きにチャレンジをしてくれた成果だと思うので、まずは選手にも感謝したいと思います。
あそこまでいけば勝点3を取りたかったというのが本音ですし、強豪の川崎Fさんを相手に勝点1を取って半歩前進というのも本音ではないですけれども、そういう気持ちもちょっとあるし、でもしっかりと選手が戦い抜いてくれたというものは、今日のゲームに関してはすごく大きいものだと思うので、これをまた、半歩前進と捉えて次のゲームに進んでいきたいと思います。
■なかなかFW陣が点を取れていなかった中で、長沢選手が2得点しました。長沢選手にとっても、FWの選手にとっても大きかったでしょうか。
もちろん、FWの選手は点を取るのが1番の仕事なので、まずは本人が1番ホッとした部分と、またやってやろうという思いが生まれているのではないかと思います。それが何よりだと思います。
カウンターで出ていった先の1点目は、言ってみれば個でこじ開けた、今回は川崎Fさんのディフェンスラインの中央が本来の2人ではないということも事前にわかっていたので、ああいうかたちはラフだけれども実際に狙っていました。しっかりとしとめてくれたことはさすがでしたし、2点目に関しても難しい角度でよくねじこんでくれたと思います。
でも2点目に関して言うと、その前の(金)正也の持ち上がり、これが(長沢)駿の得点の半分くらいを占めるのではないですか。あのかたちは逆に言うと、自分たちがチームの守備として狙っていたかたちなので、いい守備からしっかりと攻撃に転じて、ストライカーが点を取ってくれたというものは、チームにとっても非常に大きいことだと思います。
■3バックで臨んだねらいと、どれくらい効果が出たのかを教えてください。
まず、最初に申し上げておくのは、関口が負傷したから3バックにしたのではなくて、最初から3バックです。
川崎Fさんとの戦いをこれまでのゲームから振り返った中で、やはり我々が前向きに守備をしたいと。そうなったときに、今は4バックでも非常にバランスがいいのですけれども、どうしても両サイドのサイドハーフが引っ張られて下げられてしまうと、そこから出ていくパワーもなくなるし、どうしても守備に対して後ろ向きにプレーする選手が増えてしまうと。そういうところをまずなくしたかったので、5枚にして、最初から前向きにボールを奪って出ていくというようなシーンを作りたかった。
あとは、理想を言えば、もっと守備で人にかかっていって、ちょっとピッチの中でカオスを作り出すというか、そういうものを作りたかったというのが、1番の理想です。ではそれができたかというと、ほとんどできていなかったので、そこに関してはもっともっとやりたかったな、という部分が正直あります。
それができなかったときにどうするの、というところが、これは明らかに準備期間の短さによる準備不足なので、そういったものはちょっと前半に不具合が生じてしまったかなというものはあります。ただそれを、ハーフタイムでしっかりと修正をして、ではそこはこうやって穴を埋めていきましょう、そこでこうやって奪って出ていきましょう、というものを後半の45分で彼らがたくさん見せてくれたので、それはひとつ我々の成果だったと。トータルで考えれば、まあプラスマイナスゼロなのか、もしかしたら若干いいシーンの方が上回ったのかなという感じはしています。
■前半の不具合については、早々に関口選手が負傷退場するアクシデントも影響したのでしょうか。
全く影響がなかったかというと、それは嘘になりますよね。今回は、(14日の天皇杯3回戦との)連戦を回避させたグループがいて、灼熱の富山から帰ってきて2日間で準備しなければいけなかったので、その2日間で今回の川崎F戦に向かうフレッシュなメンバーで、この準備をしてきました。
だからその中で、正也は素晴らしいプレーをしてくれたのですけれども、実際に入れ替わったところでの多少なりとも不具合が出たのは事実かなと思います。
あとは、何より、あの早い時間であれだけブレイクが生まれて、川崎Fさんにいろいろ考える余裕を与えてしまった。もっとそこが、「ん、どうなんだこれ仙台、今日?」というのを、川崎Fさんがピッチの中でプレーをしながら考える時間があれば、理想としていたカオスをもう少し作り出せたかなと思うので、そういう意味での、あの関口の負傷退場とあの時間が、我々にとっては不利益になってしまったのかな、という感じは正直なところ今はしています。それがなければもうちょっと我々が狙いを示せたかな、という感じではいます。