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試合日程/結果

2018 明治安田J1 第28節 横浜F・マリノス

<渡邉晋監督記者会見>

 お疲れさまでした。冷たい雨の中、大勢のベガルタサポーターに集まっていただきました。ありがとうございます。彼らに今週も良い結果を届けることができず、非常に悔しく思っています。
 前回(明治安田J1第16節)にホームで8点を取られて、今日もまた5点じゃないか、と思うような人もいると思いますが、中身としては全然違ったものだったと思います。もちろん、結果が全ての世界なので、言い訳になってしまうのですけれども、決してこの間のゲームとは、違ったものを見せることができたと思います。選手も勇敢に戦ってくれたと思います。
 ただし、やはり、奪った後にしっかりと1つ外せる、あるいはしっかりとそこにボールを渡せる、そういうものの違いというものは、横浜FMさんとの間に感じたものはあるので、そういうものをしっかりとこれからもっともっと高めていって、それを外せるようになれば、我々はもっともっと勝ち星を積み重ねることができるのではないかと思うようなゲームでした。
 残り6試合になりましたけれども、我々のトップ5という目標に向かって、ひとつひとつしっかりとまた勝点を積み上げられるようにやっていきたいと思います。

■横浜FMにある程度ボールを持たれることは想定内だったと思いますが、見ていて、なかなか反撃に出るにはスタート位置が低いところになることが多かったのですが、それでも押しこまれることは想定していたのか、あるいは想定外のことがあったのか教えてください。

 押しこまれている時間とか場所とかを考えると、この間三ツ沢で戦った天皇杯(4回戦)の方が、よっぽど押しこまれたのではないでしょうか。私はそう感じます。あの時の方が、よっぽど苦労したような感じがしています。
 要は、奪った先に、どこに渡せるのか、(相手の)外し方の部分で、今日は横浜FMさんの圧力に我々が押されてしまった。特に前半に。そういうゲームの構図だったのかなと、私は思っています。
 そこで守っていたから、「ボールを取る位置が低いでしょう」「閉じ込められちゃっているでしょう」とは、私は思っていません。それは戦略的に、我々が彼らを引き込んだと思っていますし、しっかりとその後に外せれば、やはり出ていけて、チャンスになり得たと思うので、要はそこに、奪った後の部分のクオリティーを高めるというところに、エネルギーを注ぎ込めばいいのかなと思っています。

■その、奪った後の1本目のボールで、クリアを拾われたり、セカンドボールを取られたりするところが目立ったことについては、ハーフタイムではどういう修正をしたのでしょうか。

 修正というか、そもそもそこがこのゲームでの狙いとポイントだったので、「やはりここが空くよね」とか「ワンクッションあってもやはりここで外せるよね」というところを、修正というよりは、もう一度確認したハーフタイムだったと思います。
 ただし、我々がビハインドを負っているので、ずっと自陣で守備をするわけにもいかなくなっているので、そこは残りの時間を考えて、前に行けるタイミングや瞬間を作りましょうと。では、それをどうやってできるのかということは、前半の最後の方に、実際にチームとしてやれていたので、そういうところを後半の頭からではなくて、時間が推移していった中で、少し我々もリスクを取って前からボールを奪いにいかなければいけないときに、そういうことをやりましょう、という話をしました。
 では、それはどうやったら、いつやれるのかというところを、具体的に整理をしたハーフタイムです。

■1点ビハインドで「さあ、これから」という後半で、微妙なジャッジが多かったところで、スコアを大きく動かされて選手が切れてしまったところが多くなったのではないでしょうか。

 ジャッジに対しては、今、何かを言っても覆らないので、ここで何かを申し上げることはありません。もし何か、チームとして伝えなければいけないことがあったとすれば、そういう場をしっかりと試合後に設けてくれているので、そういうところで確認をしていきたいと思います。