2018 明治安田J1 第14節 サンフレッチェ広島
2018明治安田生命J1 第14節 サンフレッチェ広島 試合詳細
2018年05月12日 (土) 16:03 キックオフ ユアテックスタジアム仙台
入場者数 | 15,115人 | 天候 | 曇、弱風 | 気温 | 26.2℃ |
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湿度 | 35% | ピッチ | 全面良芝、水含み | 時間 | 90分 |
主審 | 松尾 一 | 副審 | 武部 陽介/林 可人 |
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ベガルタ仙台 | 1 | 1 前半 1 0 後半 2 |
3 | サンフレッチェ広島 | ![]() |
ポジション | 番号 | 選手 | 選手 | 番号 | ポジション | |
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GK | 21 | 関 憲太郎 | 先発 | 林 卓人 | 1 | GK |
DF | 34 | 椎橋 慧也 | 和田 拓也 | 33 | DF | |
DF | 27 | 大岩 一貴 | 野上 結貴 | 2 | DF | |
DF | 39 | 金 正也 | 水本 裕貴 | 4 | DF | |
MF | 17 | 富田 晋伍 | 佐々木 翔 | 19 | DF | |
MF | 7 | 奥埜 博亮 | 柴崎 晃誠 | 30 | MF | |
MF | 4 | 蜂須賀 孝治 | 青山 敏弘 | 6 | MF | |
MF | 40 | 関口 訓充 | 稲垣 祥 | 15 | MF | |
FW | 30 | 西村 拓真 | 柏 好文 | 18 | MF | |
FW | 23 | 中野 嘉大 | パトリック | 39 | FW | |
FW | 11 | 石原 直樹 | 渡 大生 | 20 | FW | |
GK | 1 | シュミット ダニエル | 控え | 廣永 遼太郎 | 21 | GK |
DF | 2 | 永戸 勝也 | 吉野 恭平 | 23 | DF | |
DF | 6 | 板倉 滉 | 馬渡 和彰 | 27 | DF | |
DF | 13 | 平岡 康裕 | 川辺 駿 | 36 | MF | |
MF | 10 | 梁 勇基 | 森島 司 | 14 | MF | |
MF | 31 | 茂木 駿佑 | フェリペ シウバ | 10 | MF | |
FW | 19 | ジャーメイン 良 | ティーラシン | 31 | FW |
試合経過(得点、選手交代、警告、退場) | ||
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7 奥埜 博亮 | 12分[得点] | |
17分[警告] | ■ 39 パトリック | |
41分[得点] | 39 パトリック | |
59分[警告] | ■ 19 佐々木 翔 | |
62分[交代] | 20 渡 大生 → 31 ティーラシン | |
40 関口 訓充 → 2 永戸 勝也 | 63分[交代] | |
71分[得点] | 18 柏 好文 | |
17 富田 晋伍 → 6 板倉 滉 | 72分[交代] | |
7 奥埜 博亮 → 10 梁 勇基 | 76分[交代] | |
77分[交代] | 30 柴崎 晃誠 → 23 吉野 恭平 | |
85分[交代] | 6 青山 敏弘 → 36 川辺 駿 | |
89分[得点] | 39 パトリック |
後半 | 前半 | 計 | 計 | 前半 | 後半 | |
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4 | 5 | 9 | シュート | 10 | 5 | 5 |
1 | 1 | 2 | CK | 10 | 4 | 6 |
9 | 4 | 13 | FK | 16 | 6 | 10 |
3 | 1 | 4 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
<渡邉晋監督記者会見>
お疲れさまでした。(明治安田J1)リーグ戦前節の湘南戦で、アウェイにもかかわらず沢山のサポーターに来ていただいて、そのサポーターが90分間ずっとコールを途切れさせることなく我々に送ってくれた。それがあったからこその、アウェイでの勝利だったと思っています。
おそらく、今日もそういうエネルギーを彼らは我々に授けてくれるだろうと思いました。ましてや、連戦の最後のホームゲームですので、そういうサポーターにしっかりと結果を出して、恩を返そうという思いでこのゲームに臨んだのですが、結果的には、最高の雰囲気を作ってくれたサポーターに勝利を届けることができず、非常に悔しいです。
先にスコアを動かした後に、ちょっと意図的なのかわかりませんけれども、攻撃の意識が少し希薄になってしまいました。今までは、攻撃に迫力が出てきた1番の要因は、前への意識を持つこと。縦パスを入れる意識を持つこと。そういうものがあったと思うのですけれども、ちょっとそこがなくなってしまって、リスタートで追いつかれてしまいました。
そこを少し、ハーフタイムで修正して送り出したのですけれども、なかなかパスがひとつずつ、ちょっとずれだして、カウンターの餌食になるという悪循環に陥ってしまったと思っています。
首位で堅守の広島を相手に、もっともっと我々がやらなければいけないものを、このゲームで学んだと思いますので、それをしっかりとまたトレーニングをして、連戦のまた2つにつなげていければと思います。
■関口選手への拍手が大きかったのが印象的でした。彼の評価をお願いします。
彼にとっては久しぶりのユアスタのゲームで、おそらく気分も乗っていたと思います。実際に、そのようなメンタルの部分をしっかりとプレーに乗せて表現してくれたと思います。いい仕掛けもありましたし、クロスもありましたし、チームを鼓舞する姿勢もありましたし、やはり退くまでのプレーというものは、素晴らしいものがあったと思います。
でもやはり、あのクロスをひとつでもゴールに結びつけるだとか、そういう作業がもっともっと高まってくれば、またより一層チームの助けになると思いますので、そういうところもまたこれから期待していきたいと思います。
■2失点目と3失点目は、カウンターを警戒してのぞんだのにカウンターで失点してしまった要因はどうだったのでしょうか。
対策はしています。でも、対策をしていたものが崩されたからどうすればよかったのですか、というのでは、すべてが終わってしまうので、原因はまた映像を見てしっかり振り返りたいと思います。
■「攻撃の意識が希薄」とのことですが、思ったよりもやはりパトリック選手や柏選手の、パワーやスピードといった圧が強かったので、ディフェンスが下がってしまったことなどが、だんだん攻撃がうまくいかなくなった要因だったと思いますが、いかがでしょうか。
我々がスコアを動かしてからは、あからさまに柏選手が攻め残りをしたとか、ボランチの青山選手が我々のアンカーの富田のところに食いついた、というところが見えました。逆に言うと、それがきているのだから、違うところが空いているのでしょう、というものをまた探して預けていけば、要はその圧力をひっくり返せるのです。それはこの前の湘南戦の後半と一緒で、やはりそこでちょっとばたついてしまったり、パスがちょっとずれてしまったりと、より一層そこで、圧を自分たちで感じてしまっているようなところがあるのかな、と。
やはりそこは、ひっくり返したいです。来てくれるのであれば、来てくれるだけ空くのはやはり彼らの背中ですから、やはりそれをやりたいし、もっともっとそれを研ぎ澄ませて、それを外していけるような作業をしていきたいと思います。
これが残りの10分、15分となれば、割り切って我々も守りましょうとなりますけれども、先制したのが前半の10分過ぎですよね。そこから、彼らの圧があるから1回下がりましょうと、我々からしてしまうのはつまらないので、やはりそこは、来ているぶんどこが空くのか、ということをもっと見られるように、あるいは受け手の準備をもっと早くできるようにして、そこを解決していきたいと私は思っています。
■パトリック選手に2点を取られましたが、流れの中ではかなりの部分を抑えていました。最終ラインの並び方を以前と変えた理由を教えてください。
(金)正也は、パトリック選手とG大阪時代にやっていますし、彼の特徴というものをよく分かっていると思います。前に同じチームでやっていた仲間であれば、「こいつを抑えてやろう」という気持ちが人一倍強くなるだろうというようなメンタルの部分も加味して、左右を入れ替えました。そこは、事前に正也とは話をして、「ここに置くからお前はパトリックを抑えろ」というようなタスクを彼には与えたつもりです。
おっしゃったように、流れの中で、パトリック選手が消えたシーンはたくさんあったと思います。もちろん、いちばん最後のところでの失点は、取られ方も非常に悪いですし、もしかしたら3バックの全体のバランスが、あまりにも悪すぎた。真ん中が、花道があんなに空いてしまうということが、起こしてはいけないことなので、そこはしっかりと反省しなければいけないのですが、大方、そのパトリック選手の脅威を抑えつつ、ゲームを推移できたのかなとは思います。