2018 明治安田J1 第12節 ガンバ大阪
お疲れさまでした。雨の中、遠いパナソニックスタジアム吹田に駆けつけてくれたベガルタサポーター、それから画面を通して応援してくれたサポーター、ありがとうございました。今日も勝点3を結果的に取ることができず、非常に悔しく思っています。勝ち運を拾う作業というものを、また日々の生活から見つめ直して、次こそは勝点3を取ってみせたいと思います。
■今日は奥埜選手が復帰して、攻撃にもからんでいい動きも見せていたと思いますが、監督から見て奥埜選手の今日のプレーはいかがでしたか。
彼らしいプレーは見せてくれたと思いますが、結果には結びつかなかったので、次は結果に結びつくようなプレーをまた見せてくれればと思います。
■前節の札幌戦もそうでしたが、ここぞ、という攻めるべき時に後方の選手も走って前に上がって、攻めることも目指していたところですが、それはこの試合でどれくらいできたのでしょうか。
狙いは悪くないと思います。ただし、結果が出ていないので、結果につなげないといけないと思います。
■前半からボールを保持して、シュートで終われるようなかたちが続いて、今までの修正すべき点をある程度克服できたようですが、監督から見て今日のゲームを振り返ってどうでしたか。もったいない失点でしたが、自分たちのやりたいことに対しての修正はどうとらえていますか。
たとえば、我々の攻撃として見せたいもの、チャンスの数、守備の部分では今までクロスでやられていることが多かったので、それに対する修正というものは共有できたと思います。ただし、結果が出ていないので、それでオーケーかというと全然オーケーではないので、「ではどうするの」という話を選手ともしていました。
今やっているサッカーを変えるつもりは全然ないし、このサッカーで私は勝てると思っているし、それでも勝てないのはなぜかというところを、もう一回見つめ直さないと何も変わらない。それが何なのかと言ったら、もしかしたら日々の生活の中に転がっていると思います。
勝ち運を拾う作業というものが、あまりにも疎かすぎます。やはりサッカーをなめていたら、絶対にサッカーの神様は我々の方に振り向いてくれないので、もう1回、日々の生活、日々のトレーニングに対して、どうやって取り組むのかということを、もっと突き詰めなければいけないと今日は感じています。それをしっかりやって、今までと同じように、しっかりと質の高いトレーニングをして、またフレッシュな気持ちでゲームにのぞむと。
「ここで逃げ出したら全てが終わってしまうので、とにかく前を向いて進むぞ」という話は、今、選手としてきました。私も同じ気持ちです。