2018 明治安田J1 第5節 V・ファーレン長崎
2018明治安田生命J1 第5節 V・ファーレン長崎 試合詳細
2018年03月31日 (土) 14:03 キックオフ ユアテックスタジアム仙台
入場者数 | 13,158人 | 天候 | 晴、弱風 | 気温 | 12.5℃ |
---|---|---|---|---|---|
湿度 | 25% | ピッチ | 全面良芝、水含み | 時間 | 90分 |
主審 | 上村 篤史 | 副審 | 八木 あかね/蒲澤 淳一 |
![]() |
ベガルタ仙台 | 1 | 1 前半 0 0 後半 0 |
0 | V・ファーレン長崎 | ![]() |
ポジション | 番号 | 選手 | 選手 | 番号 | ポジション | |
---|---|---|---|---|---|---|
GK | 21 | 関 憲太郎 | 先発 | 徳重 健太 | 30 | GK |
DF | 13 | 平岡 康裕 | 徳永 悠平 | 32 | DF | |
DF | 27 | 大岩 一貴 | チェ キュベック | 39 | DF | |
DF | 39 | 金 正也 | 高杉 亮太 | 4 | DF | |
MF | 7 | 奥埜 博亮 | 飯尾 竜太朗 | 3 | MF | |
MF | 16 | 野津田 岳人 | 碓井 鉄平 | 26 | MF | |
MF | 29 | 古林 将太 | 中原 彰吾 | 17 | MF | |
MF | 2 | 永戸 勝也 | 翁長 聖 | 28 | MF | |
FW | 20 | 阿部 拓馬 | 澤田 崇 | 19 | MF | |
FW | 30 | 西村 拓真 | 鈴木 武蔵 | 11 | MF | |
FW | 11 | 石原 直樹 | ファンマ | 9 | FW | |
GK | 22 | 川浪 吾郎 | 控え | 増田 卓也 | 1 | GK |
DF | 4 | 蜂須賀 孝治 | 乾 大知 | 13 | DF | |
MF | 10 | 梁 勇基 | 前田 悠佑 | 6 | MF | |
MF | 17 | 富田 晋伍 | 島田 譲 | 15 | MF | |
MF | 23 | 中野 嘉大 | ベン ハロラン | 18 | MF | |
MF | 25 | 菅井 直樹 | 米田 隼也 | 23 | MF | |
FW | 19 | ジャーメイン 良 | 名倉 巧 | 34 | MF |
試合経過(得点、選手交代、警告、退場) | ||
---|---|---|
30 西村 拓真 | 31分[得点] | |
44分[警告] | ■ 9 ファンマ | |
58分[交代] | 11 鈴木 武蔵 → 23 米田 隼也 | |
64分[交代] | 17 中原 彰吾 → 6 前田 悠佑 | |
20 阿部 拓馬 → 19 ジャーメイン 良 | 66分[交代] | |
68分[警告] | ■ 26 碓井 鉄平 | |
79分[交代] | 3 飯尾 竜太朗 → 34 名倉 巧 | |
30 西村 拓真 → 17 富田 晋伍 | 84分[交代] | |
29 古林 将太 → 25 菅井 直樹 | 90+1分[交代] | |
■ 21 関 憲太郎 | 90+2分[警告] |
後半 | 前半 | 計 | 計 | 前半 | 後半 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 6 | シュート | 12 | 5 | 7 |
0 | 3 | 3 | CK | 4 | 2 | 2 |
11 | 9 | 20 | FK | 20 | 12 | 8 |
1 | 0 | 1 | オフサイド | 1 | 0 | 1 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
<渡邉晋監督記者会見>
お疲れさまでした。久しぶりのJリーグの試合で、今日もユアスタに多くのサポーターが集まってくれました。本当にありがとうございます。
ゲームの方は、よく勝てたな、というような試合内容だったと思います。我々が今までやれていたようなこと、あるいは目指しているもの、それとはかけ離れているゲームで、よく勝てたな、というのが、今の正直な感想です。
結果が出てオーケーなのか、すごくいい試合をしても負けてしまったらだめなのか、ちょっとそこの議論はみなさんにもしてほしいと思います。本当に今日は、難しい試合、あるいは我々にとっては良くない試合、それでも勝てた、ただそれだけだったかなと思います。ただし試合は続くので、しっかりとまた修正して、トレーニングして、次の、まずはルヴァン(カップ)に向かって、粛々と準備をしていきたいと思います。
■点を取った直後に阿部選手を呼んで石原選手と位置を入れ替えた狙いと、なかなかうまくいかなかった中でもしっかり勝ち切れた選手たちの動きをどう評価していますか。
もう、試合が始まってすぐに、少し相手の立ち位置が変わってくるのは予想していたので、「ではそこから彼らがどうやって食いついていくのかを見ていこうよ」というような準備をしていたのですが、思いのほか、食いつきが見られなかったので、だったらナオ(石原)とタク(阿部)のところは代えた方がいいということは、もっと早い段階で、アイディアとしてはありました。
ただ、それを、始まってすぐに代えて、また手がなくなるのもいやだったので、ちょっと様子を見た、というのが正直なところです。私の中では、後半からでもいいかと思ったのですが、スコアを動かして、ちょっと自分たちが落ち着きを取り戻すのと同じタイミングで代えてしまって、もう一回パワーを持ちたい、というところが狙いとしてありました。細かい狙いというところは、まだこの先にも長崎さんと試合があるので言えないのですけれども、意図的だったのは間違いありません。
おっしゃったように、勝ち切れたということも大事なのですけれども、もし1-0で今日に勝ちきるのであれば、相手にシュートをもっと打たせない、あるいはシュートを打たれたとしても、あまり可能性のないシュートだったりする、そういうところで1-0で終わっていれば、「ナイスゲームだったね」と言えるのですけれども、最後のシュートは、終盤に本当に決定的なシュートというものが数多くありましたから、実際に今までの我々のゲームを振り返ってみても、ああいうシーンはほとんどないですから、そこはやはり、本当にただ勝ち切れただけ、という、もっともっと詰めなければいけないなと思いの方が、今は強いです。
■内容が伴わなかった要因は、どのあたりにあったのでしょうか。
まずは、自分たちが準備してきたものが、少し相手との噛み合わせで違いました。そこを今までは我慢強くやることで、勝ちに結びつけたり引き分けにしたり、というものがあったので、それをしっかりと様子を見ながら、どのように変化できるのかなというものが、期待していた部分でした。
難しくした一番の要因はミスです。状態がいいのにミスをしてしまうと、今度は次の動きが滞ってしまうので、せっかくいい立ち位置を取っても、その人にボールが渡らない、今度は逆にいい立ち位置を取ろうとしなくなるという、本当に悪循環ですよね。イージーなミスが一つ、二つとつながると、間違いなくそういう展開になってしまうので、今日はそこが全てかなと思います。
■攻撃も守備も数的優位を取れずに苦しんだと思いますが、古林選手がディフェンスラインの背後を取られたときにうまくカバーに入ることが多かったので、そういったサポートが入ったのは良かったと思いますが、古林選手の評価はいかがですか。
個人的な評価はあまりしたくないのですが、前半はすごく積極的なしかけがあったと思います。彼のところでだいぶ前進できたので、数的優位を作りたいと思っている部分はありますけれど、ミラーゲームになってワイドで一対一で勝てればそれだけで数的優位が生まれますから、将太のところからだいぶ前進もできたと思います。
あとは、ハーフタイムにも言ったのですが、彼が斜めにランニングして背後を取っているシーンが結構あったので、「そこは出し手が探そうよ」ということは、伝えました。ただし、後半になかなかそれを発揮できなかったのは別に将太の問題ではなくて、チームとして前進する前に、先程申し上げたようなイージーなミスで、ボールをロストしている。そうなれば、いくら将太がしかけようとしてもしかけられないし、そこは別に将太の問題ではないかな、と思います。
■公式戦7戦で、崩されての失点がないというところではどういった評価をされますか。
それはもう、さっきも言ったように、今日は崩されているのです。もちろん、一試合の中にいくつかはあって、それをキーパーのスーパーセーブで無失点で乗り切って、勝点を取る、だからゴールキーパーは勝点3を取れる存在だと私はいつも彼らに言っているのですが、もちろん今日もそのゲームの一つだったかもしれません。
でも、あまりにも、今日は崩されたシーンが多すぎます。そういう意味では、結果的に、たまたま(失点)ゼロだったけれども、これがこの先続いたら、やはりゴールキーパー陣のスーパーセーブだけでは勝点3は取れません。今日は、勝ったことはひとつオーケーですが、あれだけ崩されるシーンはなくそうというものを、ちゃんとみんながとらえていかないと勘違いしてしまうので、次のゲームではもっともっと守備で締まったものを披露したいですし、当然失点というものをなくした状態で、これからも推移していきたいとは思います。
■今日は1-0でしたが、攻撃の迫力がなかなかなかったと思いますが、それは押しこまれてイージーなミスでボールを取られて2点目に行けなかったのか、それともリスクマネジメントの観点からあのような展開になったのか、どちらでしょうか。
立ち上がりは明らかに我々が、本当にうまくいかなくて、前線にうまくボールを運べない、前進できないという、攻撃の迫力がないというような展開だったと思います。ただし、我々がスコアを動かせば、出てきたいのは長崎さんですから、カウンターを得意としているチームが自分たちでボールを握ったら困ることも多いと思うのです。
それを我々は、ハーフタイムに指示をして割り切りました。「別に、長崎に持たせても構わないぞ」と。ただし、持たせてもいいけれど、そこから先にチャンスを作らせてしまったら仕方がない。では我々も、ボールをしっかりと奪った先にどれくらいアタックができたかというと、もうここは、何度も言っているように、ミスが多いから攻撃ができなくて、攻撃の迫力が生まれなくて、というところが全てだと思います。 だから、90分を通して攻撃の迫力は確かになかったです。でもその原因は何かというと、試合の流れとかスコアによって変わってきますし、今日は本当に、いろいろな原因があって、迫力が生まれなかったと思います。