2016 明治安田J1 1st 第1節 横浜F・マリノス
2016明治安田生命J1 1stステージ 第1節 横浜F・マリノス 試合詳細
2016年02月27日 (土) 18:35 キックオフ 日産スタジアム
入場者数 | 24,898人 | 天候 | 晴、弱風 | 気温 | 15.8℃ |
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湿度 | 38% | ピッチ | 全面良芝、乾燥 | 時間 | 90分 |
主審 | 東城 穣 | 副審 | 越智 新次/西橋 勲 |
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横浜F・マリノス | 0 | 0 前半 1 0 後半 0 |
1 | ベガルタ仙台 | ![]() |
ポジション | 番号 | 選手 | 選手 | 番号 | ポジション | |
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GK | 21 | 飯倉 大樹 | 先発 | 六反 勇治 | 1 | GK |
DF | 13 | 小林 祐三 | 大岩 一貴 | 27 | DF | |
DF | 22 | 中澤 佑二 | 平岡 康裕 | 13 | DF | |
DF | 5 | ファビオ | 渡部 博文 | 3 | DF | |
DF | 23 | 下平 匠 | 石川 直樹 | 5 | DF | |
MF | 28 | 喜田 拓也 | 富田 晋伍 | 17 | MF | |
MF | 6 | 三門 雄大 | 三田 啓貴 | 18 | MF | |
MF | 7 | 兵藤 慎剛 | 金久保 順 | 14 | MF | |
MF | 29 | 天野 純 | 梁 勇基 | 10 | MF | |
MF | 11 | 齋藤 学 | 奥埜 博亮 | 7 | FW | |
FW | 16 | 伊藤 翔 | ウイルソン | 9 | FW | |
GK | 1 | 榎本 哲也 | 控え | 関 憲太郎 | 21 | GK |
DF | 4 | 栗原 勇蔵 | 小島 雅也 | 32 | DF | |
DF | 24 | 金井 貢史 | 杉浦 恭平 | 19 | MF | |
MF | 8 | 中町 公祐 | 藤村 慶太 | 26 | MF | |
MF | 25 | 前田 直輝 | 水野 晃樹 | 29 | MF | |
FW | 17 | 富樫 敬真 | 野沢 拓也 | 8 | FW | |
FW | 19 | 仲川 輝人 | 金園 英学 | 11 | FW |
試合経過(得点、選手交代、警告、退場) | ||
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13分[警告] | ■ 18 三田 啓貴 | |
19分[得点] | 18 三田 啓貴 | |
29 天野 純 → 19 仲川 輝人 | 61分[交代] | |
7 兵藤 慎剛 → 17 富樫 敬真 | 61分[交代] | |
71分[交代] | 14 金久保 順 → 11 金園 英学 | |
6 三門 雄大 → 8 中町 公祐 | 78分[交代] | |
■ 23 下平 匠 | 78分[警告] | |
90+1分[交代] | 7 奥埜 博亮 → 26 藤村 慶太 | |
90+5分[交代] | 9 ウイルソン → 8 野沢 拓也 |
後半 | 前半 | 計 | 計 | 前半 | 後半 | |
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9 | 3 | 12 | シュート | 3 | 2 | 1 |
5 | 0 | 5 | CK | 2 | 1 | 1 |
13 | 9 | 22 | FK | 14 | 5 | 9 |
4 | 0 | 4 | オフサイド | 4 | 3 | 1 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
<渡邉晋監督記者会見>
<総括>
お疲れさまでした。まずは、2016年の開幕戦で、アウェイの横浜の地ではありましたが、本当に多くのサポーターに集まっていただいたことに、心から感謝を申し上げます。
33日に及ぶ九州でのキャンプを乗り越えて、今日の横浜にチームの選手、スタッフ全員で、乗りこんできました。そういった選手、スタッフ全員の思いとサポーターの思いが一つになって、勝ち取ることができたゲームだったのかな、という感じはしています。
膠着状態が続くというようなものを想定して、ゲームプランを考えていましたし、選手にもそのようなメンタルの準備をしようという話はしていましたけれども、我々が先制して先にゲームを動かして、その先のゲームコントロールという部分では、後半に関して言え少し拙さを見せてしまったのかなというところが反省点としてあります。もう少しマイボールにできる時間はあったと思いますし、そのような局面もあったと思いますし、そこが、やはり我々が今年高めようとしている部分ですので、横浜さんの圧力もありましたけれども、それを我々のボール保持の時間につなげられれば、もっともっと手堅いゲームができるという感じがしていました。
「それは我々の伸びしろだ」というような話を今、選手にもしてきましたので、そういった反省もしっかり次節以降も修正して、次節以降につなげたいと思います。
やっと仙台に帰れるので、サポーターの皆さんにもまた会って、パワーをもらって、次に進みたいと思います。
■初ゴールを上げた三田選手が富田選手といい連係を取っていました。感想をお願いします。
まさか右足で決めるとは思っていませんでしたけれども、キャンプをやる中で本当に富田とのコンビも成熟度が増しましたし、それぞれのストロング、良さを生かし合いながら、いいコンビになってきたのかなという感じがしています。
三田には、キャンプ中にも「もう少しミドルを打ってもいいんじゃないか」という話はしていたので、今日はグラウンドがスリッピーなところもありましたし、意識的に狙っていたと思います。そこに至るまでのコンビネーションとか選手の距離感は非常に良かったと思いますし、だからこそボランチのタマ(三田)があそこまで行けたのかな、というような感じがしました。
守備の部分でも、本当にファーストディフェンダーになるような作業をやるとか、球際にいくところだとか、もう一枚イエロー(カード)をもらわないように気をつけてくれれば、実際にちょっとヒヤッとするところもあったので、そこは反省点として次につなげてくれればと思います。いい滑り出しができたという感じはしています。
■三田選手のほかにも、移籍初先発の大岩選手や平岡選手がいました。大岩選手はJ1初出場ということもありますが、無失点に抑えたDF二人の評価をお願いします。
非常に安定感のある守備を披露してくれたと思います。大岩に関して言うと、サイドバックで試す期間はキャンプの終盤でしたので、最初はちょっとポジショニングで戸惑ったり、あるいはビルドアップで戸惑ったりするところもあったのですけれども、本当に短期間でまたフィットしてきて、今日は危なげない守備を披露してくれたと思います。
前半に関して言えば、高い位置を取ってクロスまで陥れようというシーンもありましたし、そこがもっと高まっていけば、アタックにおいてもひとつ先手を取れるのかな、という感じがしていました。対面で当たっていた齋藤学選手は、同じロンドン五輪世代ですから、そこに負けたくないという思いも彼にはあったでしょうし、そのような思いをしっかりプレーでしっかり表現してくれたと思います。
平岡に関しては、もともと実績のある、経験のある選手ですし、これくらいはやってくれるだろうと思っていました。全体の連係がいい中でも、安定した守備だったと思いますので、引き続き、堅守というものは仙台の良さとして、次につなげていければと思いました。
■終盤に1点を守るために逃げ切る上で、二人目の交代で藤村選手を投入した意図を教えてください。
逃げ切ろうという考えを、完全に私の頭の中でシフトした時点で、(藤村)慶太をサイドハーフに入れることは考えていました。少しけが人が多い状況ですので、守備でしっかりと逃げ切る役割をまっとうしてくれる選手、あるいはビハインドを追っているときに攻撃に出てくれる選手と、まだまだ我々のプレーヤーの中にはたくさんの特徴を持った選手がいるのですけれども、慶太に関して言うと、今年はずっとボランチでやってきて、彼の守備の能力やポジショニングの良さというものはわかっていましたので、サイドに置いて、特に相手の左サイドは圧力があったので、少し疲弊してきた奥埜に代えて、もともとボランチで守備力のある藤村をあそこに置いてふたをしたかった、というのがひとつの狙いです。
あとは、ボールを奪った先に、慶太も足元の技術の高い選手ですので、そこでひとつ高い位置でおさめてくれれば、もう少し時間も使えたのかなと思いますけれども、今日に関して言えば、しっかりした守備のタスクはまっとうしてくれたのかなと思います。
■攻撃について、キャンプでやってきた中で、前半は迫力を持てていたように見えましたが、試合全体を通しての監督の評価を教えてください。
前半は、非常にいいシーンを作り出せていたと思います。ただし、もっともっとシンプルにあそこを使えればいいね、という話をベンチでもしていて、実際にそれを選手にも伝えてやり出すようになってからは、さらにスムーズさが増したのかな、という感じはしました。そこにあるのは間違いなく、パスのテンポであるとか、サポートを取る速さだとか、そういったものは我々が今、トライをして高まりを見せている部分、それをしっかり表現できた45分だったのかなという感じはしています。
ただ、残念なのは、後半に相手の圧力があったのは間違いないのですけれども、少しサポートを取るのが遅くなってしまったり、守備にあまりにも意識が行きすぎてしまったのかなという感じがしていますので、そこで(失点を)0に押さえてくれたのは選手の成長の証なのですけれども、そこをもう少し、数分でも、我々のマイボールの時間を増やして、追加点を取るようなシーンを作り出せれば、もっともっと強いチームになれるのかなという感じはしていました。