2015 明治安田J1 2nd 第4節 柏レイソル
<総括>
お疲れさまでした。セカンドステージが始まって4試合目で、ホームの試合が続いていますし何とか勝点3が欲しいゲームでした。
立ち上がりから我々の狙いを攻守ともに持って、前半は素晴らしいゲームを進めることができたのではないかな、と思っています。当然、サッカーは90分ですので、後半にゲームが動く中でどのようなことができるのかというようなものは、ハーフタイムではいろいろ選手とも話をしながら、準備はしていました。
レイソルさんが少し立ち位置を変えてきて、それによって押しこまれる時間もありましたが、流れの中で崩されたというようなシーンはなかったのではないかと思います。いくつか決定的なシーンも作られましたけれども、競り合いのところで相手にこぼれたところがチャンスになったと思いますし、このようなゲーム展開で行けばリスタートが勝負を分けだろうというようなところも、想定内でした。
今、公式記録を確認したのですけれども、我々はコーナーキックが11本あって、レイソルさんは5本(ありました)。前半からリスタートの数は我々が多かったですし、先に取れていればな、というような試合展開かなと思っています。
ファーストステージもリスタートから直接、ドンとやられるのが四つ、五つあって、「セカンドステージはそれをゼロにしよう」という話をしてトレーニングしてきましたけれども、今日はまたひとつやられたところはまた次に進む反省材料として、取り組んでいきたいと思っています。
■3試合で1得点と、なかなか攻撃の歯車が噛み合っていない印象を受けますが、監督の評価はいかがでしょうか。
サポートポジションを取るのが遅いな、という感じがしています。やはりファーストステージの終盤に良かったときは、その準備が早かったですし、ボール保持者に対して選択肢をたくさん増やすような立ち位置にいたのではないかと思っています。
どうしても今日は守備に対するエネルギーも多くて、ボールを取り返した後に、優先順位があるのでシンプルに前を取るといったところは狙いとしてあるのですが、それができなかったときの次の手として、ポジションを取るのがもう少し早くなれば、レイソルさんのオーガナイズからどこを食いつかせられるかといったところも、イメージとして全員持っていたと思いますので、そういったところを攻略できるようになれば、もっともっと強いチームになるのは間違いないと思っています。