2015 明治安田J1 1st 第11節 浦和レッズ
<総括>
なかなか勝点が取れない状況で、今節に限っては監督もいないという状況の中で、選手には「そういう思いもピッチでしっかり出しきろう」という話もして、ピッチに送り出しました。
本当に、先制点を取れたのも大きかったし、失点の場面での時間帯が、ロスタイムであったり、追加点を取られた後にもう1点を取られたり、4点目も我々が取った後に、ということで、失点の時間帯をもう一回やりなおさなければいけない、見直さなければいけないところがあるのですけれども、まずは逆転されても誰一人下を向かずに点を取り返したところと、逆転までいくパワーが我々にはあるのだということを証明できたゲームだったと思います。
■1-3の状況からハモン・ロペス選手や奥埜選手を投入して3点を取りました。投入の意図を教えてください。
まず、前日から、スタートをどうするのかというところは、渡邉監督ともいろいろ話をしていまして、そういったなかで、スタートに選んだウイルソンのところも、少し体調不良ということで、ゲームの中での代えどころというのもいろいろ話をしながら、やはりどうしてもあの時間帯にもうひとつギアを上げたい、パワーをゲームに持たせたいといった中で、ハモンと、あとは奥埜のところも、もう一枚ここでやはり使って、全体的に守備のところもそうですし、攻撃のところでももうひとつサポートできる選手を送りたいという思いで、判断しました。
■今節、キム・ミンテ選手を入れるなど中盤の構成を組み替えたところ、相手のシャドーを潰したり、今季初めて中盤の選手にゴールが生まれたりしました。攻守それぞれの効果について、どう捉えていますか。
ミンテに関しても、トレーニングから良いパフォーマンスを出してくれていましたし、もう少し守備で、高さも含めてですけれども、パワーを持ったというところで、今週に監督が「ミンテでいく」という決断をしました。
前半に守備のところで、逆に頑張りすぎて、ラインが下がってしまって、押しこまれる時間もあって、後半に「それを修正しよう」という話だったのですが、それも本当に選手がうまく対応してくれて、少し前でかかれるようになったというのにも、選手の対応力に感謝しています。