第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会 準々決勝
第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会 準々決勝 公式記録
2013年12月22日(日)13:00 キックオフ ユアテックスタジアム仙台
入場者数 | 15,018人 | 天候 | 曇 時々 雨 | 気温 | 8.1℃ |
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湿度 | 67% | ピッチ | 全面良芝、水含み | 時間 | 90分 延長戦30分 |
主審 | 家本 政明 | 副審 | 山口 博司 / 聳城 巧 |
ベガルタ仙台 | 1 | 1 前半 0 0 後半 1 0 延前 0 0 延後 1 |
2 | FC東京 |
ポジション | 番号 | 選手 | 選手 | 番号 | ポジション | |
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GK | 16 | 林 卓人 | 先発 | 塩田 仁史 | 1 | GK |
DF | 25 | 菅井 直樹 | 徳永 悠平 | 2 | DF | |
DF | 3 | 渡辺 広大 | 森重 真人 | 3 | DF | |
DF | 2 | 鎌田 次郎 | チャン ヒョンス | 30 | DF | |
DF | 5 | 石川 直樹 | 太田 宏介 | 6 | DF | |
MF | 17 | 富田 晋伍 | 高橋 秀人 | 4 | MF | |
MF | 11 | 太田 吉彰 | 米本 拓司 | 7 | MF | |
MF | 10 | 梁 勇基 | 長谷川 アーリアジャスール | 8 | MF | |
MF | 6 | 角田 誠 | ネマニャ ヴチチェヴィッチ | 32 | MF | |
FW | 24 | 赤嶺 真吾 | 東 慶悟 | 38 | MF | |
FW | 18 | ウイルソン | 渡邉 千真 | 9 | FW | |
GK | 1 | 桜井 繁 | 控え | 権田 修一 | 20 | GK |
DF | 33 | 石川 大徳 | 加賀 健一 | 5 | DF | |
MF | 23 | 田村 直也 | 丸山 祐市 | 16 | DF | |
MF | 8 | 松下 年宏 | 石川 直宏 | 18 | MF | |
MF | 15 | ヘベルチ | 三田 啓貴 | 36 | MF | |
MF | 14 | 佐々木 勇人 | 平山 相太 | 13 | MF | |
FW | 9 | 中原 貴之 | 林 容平 | 23 | FW |
試合経過(得点、選手交代、警告、退場) | ||
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18 ウイルソン | 3分[得点] | |
52分[交代] | 32 ネマニャ ヴチチェヴィッチ → 18 石川 直宏 | |
18 ウイルソン → 9 中原 貴之 | 62分[交代] | |
66分[交代] | 9 渡邉 千真 → 13 平山 相太 | |
11 太田 吉彰 → 8 松下 年宏 | 75分[交代] | |
74分[警告] | ■ 38 東 慶悟 | |
85分[交代] | 38 東 慶悟 → 23 林 容平 | |
90+3分[得点] | 6 太田 宏介 | |
10 梁 勇基 → 14 佐々木 勇人 | 106分[交代] | |
115分[警告] | ■ 13 平山 相太 | |
■ 6 角田 誠 | 117分[警告] | |
120分[得点] | 23 林 容平 |
延後 | 延前 | 後半 | 前半 | 計 | 計 | 前半 | 後半 | 延前 | 延後 | |
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1 | 3 | 6 | 7 | 17 | シュート | 10 | 4 | 3 | 1 | 2 |
1 | 2 | 0 | 4 | 7 | CK | 8 | 2 | 3 | 1 | 2 |
1 | 2 | 6 | 5 | 14 | FK | 24 | 7 | 14 | 1 | 2 |
0 | 0 | 3 | 2 | 5 | オフサイド | 5 | 1 | 3 | 1 | 0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
<総括>
ベガルタでの仕事が終わりました。まだ信じられない気持ちでいっぱいで、あと3試合やるつもりでいたから、まだ受け止められません。
ただし、戦いが終わって、選手たちが引き上げてきて、みんなの涙を見たときに、本当に終わったんだな、と。
「90分終了間際のロスタイム、延長終了間際のロスタイム、この失点での敗戦というところに対して、自分達はこれを糧にしてこれからの戦いを進まなければならない。充分しぶとく戦って、得たものが悔しさとしてある。おそらくこれが、これからベガルタでやってきた我々にとって、行く道は分かれていたけれども、必要な経験だ」という話を、今にしてきました。
もちろん、サポーターも勝利を信じて、最後まで熱く応援してくれたことに対して、応えられないことが本当に心残りだったし、自分としては90分の間の時間の使い方で、フリーキックになる前にもう一枚、変えられるチャンスを逃してしまったことが最大の反省でした。それは選手たちにも話してきました。「これは私の力のなさだ」と。ただ、「私にもこの経験が必要だったんだな」という風にも、自分にも、言い聞かせています。
本当に悔しい負け方を、最後の最後にしてしまいました。だけれども前に進まなければいけないということを、自分の気持ちを奮い立たせて、来年に進みたいと思います。
■中原選手を、早めの時間帯に投入した意図を教えてください。また、勝っても負けても仙台でのラストゲームでしたが、どのような思いで今日を迎えましたか。
ウイルソンが腰痛を押して今日のゲームに出ていたので、あの時間帯でもうしんどい、と。もちろん、仙台でのラストゲームだったけれど負けるつもりは毛頭ありませんでした。ウイルソンも梁も代えたのは、次の29日もみすえての交代だったし、それでも自分はいけると信じて戦っていました。
本当に、仙台のサポーターの力強い後押しがありながら、応えられない。リーグ戦の終盤のような失速と、今日のような敗戦が、まだ数々の劇場を残したこのユアスタで、信じられない敗戦という思いで一杯です。
ただし、この悔しさというものが来年に、ベガルタ仙台にとって飛躍のために必要だったと思うし、来年により強くなってくれることを、またチームとサポーターが結束して、共闘して、高みを目指してくれることを、ぜひ期待したいと思います。
■90分の中でもう一枚カードを切りたかったことについて、もう少し詳しく教えてください。
ロスタイムが4分ありました。そのロスタイムの中で交代枠を使って、落ち着かせるタイミングというところを、残り3分のタイミングで出そうと思ったけれども、もう一回、ワンクッションを置いてしまいました。
その間にフリーキックを与えてしまったことが悔しかった。そうなれば、あのフリーキックはなかったかもしれません。後の話ですけれど、そのタイミングが、自分の中では非常に後悔があります。
11月(天皇杯4回戦)にエスパルス戦で勝ったときは、ロスタイムに躊躇なしに、渡辺広大を三枚目で投入しました。延長は覚悟しないんだというメッセージでの交代を、なんで自分は今日、1分遅らせたのかというところが、非常に残念です。