第18節 ヴァンフォーレ甲府
2013Jリーグディビジョン1 第18節 ヴァンフォーレ甲府 試合詳細
2013年07月31日 (水) 19:04 キックオフ 山梨中銀スタジアム
入場者数 | 8,773人 | 天候 | 曇り、弱風 | 気温 | 28.7℃ |
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湿度 | 62% | ピッチ | 全面良芝、乾燥 | 時間 | 90分 |
主審 | 家本 政明 | 副審 | 中野 卓/山際 将史 |
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ヴァンフォーレ甲府 | 0 | 0 前半 1 0 後半 0 |
1 | ベガルタ仙台 | ![]() |
ポジション | 番号 | 選手 | 選手 | 番号 | ポジション | |
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GK | 1 | 荻 晃太 | 先発 | 林 卓人 | 16 | GK |
DF | 2 | 福田 健介 | 菅井 直樹 | 25 | DF | |
DF | 26 | 青山 直晃 | 鎌田 次郎 | 2 | DF | |
DF | 41 | 土屋 征夫 | 角田 誠 | 6 | DF | |
DF | 6 | 佐々木 翔 | 石川 直樹 | 5 | DF | |
MF | 18 | 柏 好文 | 富田 晋伍 | 17 | MF | |
MF | 4 | 山本 英臣 | 梁 勇基 | 10 | MF | |
MF | 5 | マルキーニョス パラナ | 太田 吉彰 | 11 | MF | |
MF | 29 | 水野 晃樹 | 武藤 雄樹 | 19 | MF | |
FW | 20 | 金子 昌広 | 柳沢 敦 | 13 | FW | |
FW | 11 | パトリック | ウイルソン | 18 | FW | |
GK | 21 | 河田 晃兵 | 控え | 桜井 繁 | 1 | GK |
DF | 16 | 松橋 優 | ジオゴ | 27 | DF | |
DF | 19 | 盛田 剛平 | 蜂須賀 孝治 | 28 | DF | |
MF | 7 | 石原 克哉 | 松下 年宏 | 8 | MF | |
MF | 30 | 保坂 一成 | 佐々木 勇人 | 14 | MF | |
FW | 15 | 河本 明人 | ヘベルチ | 15 | MF | |
FW | 25 | 平本 一樹 | 赤嶺 真吾 | 24 | FW |
試合経過(得点、選手交代、警告、退場) | ||
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■ 2 福田 健介 | 17分[警告] | |
22分[得点] | 18 ウイルソン | |
■ 26 青山 直晃 | 46分[警告] | |
20 金子 昌広 → 15 河本 明人 | 51分[交代] | |
60分[警告] | ■ 2 鎌田 次郎 | |
66分[交代] | 19 武藤 雄樹 → 8 松下 年宏 | |
67分[交代] | 13 柳沢 敦 → 24 赤嶺 真吾 | |
29 水野 晃樹 → 25 平本 一樹 | 74分[交代] | |
26 青山 直晃 → 30 保坂 一成 | 82分[交代] | |
86分[交代] | 25 菅井 直樹 → 28 蜂須賀 孝治 | |
89分[警告] | ■ 28 蜂須賀 孝治 |
後半 | 前半 | 計 | 計 | 前半 | 後半 | |
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4 | 8 | 12 | シュート | 8 | 5 | 3 |
4 | 2 | 6 | CK | 3 | 2 | 1 |
3 | 6 | 9 | FK | 14 | 6 | 8 |
2 | 3 | 5 | オフサイド | 1 | 1 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
<手倉森誠監督記者会見>
<総括>
まず「今日のゲームは後半戦のスタートだ。フレッシュな気持ちでやろう」という話をしました。「残っている17戦で我々は目標に対して力を注ぐんだ、そのためには厳しさ、己に厳しくなること、そして勝負に対して厳しくなることをコレクティブに、集団で意識して戦い抜く」と。後半戦の17戦での勝点36というところを明確に目標とした中で、白星発進をしたい。今シーズンの開幕で甲府に分けた分、前半を辛抱させられてきました。今日は是が非でも白星発進するということに対して、本当に厳しさを持って挑んだ姿勢が、敵地でもしたたかに1-0で勝ち切れた部分なのかなと思います。
まずは、今日、辛抱強く戦わなければいけないという中で、相手にプレッシャーを受けて辛抱しなければいけない状況になるのか、我々がボールを持たされて辛抱しなければいけない状況になるのかと、しっかりコントロールしながらサッカーをしていこうと。全員が共通理解を持ちながら。そういう意味では今日は、しかけるとき、握るとき、というようにメリハリを持って、サッカーができたところで逃げ切れたんだろうなと。最後にピンチがありましたけれど、今日は集団で共通理解を持ってコントロールできたゲームになったと思います。
■スピードを期待して先発起用した武藤選手がアシストを記録しました。彼の評価と、今後のスタメンの可能性を教えてください。
まず、今日の甲府が3-4-3で、守りの時には5バックになるという状況、そうなれば相手のシャドーの後ろ、ウィングバックの脇というところに対して、武藤と太田のポジショニング、そこからのパス出し、そこからの走り出しというところが非常に重要になると。1点を取ったシーンは、まさにトレーニング通り、ミーティングで確認したとおりでした。それをあと何回かできるチャンスがあったけれども、1点を取った後にそのシャドーの背後に武藤とかが入らずに、相手の背後でプレーし続けたということで追加点が生まれなかったということで、少しもったいなかったのですけれど、それでも狙いとしての得点にからんだというところでは、仕事をしたと思います。
これから使い続けるのかというところでは、今の我々はフィールドプレーヤーが19人しかいないので、本当にみんなで前に進んでいくためには、誰が出てもやりきれる準備というものはみんな覚悟しているし、連戦のなか、夏場の消耗戦のなか、全員を使っていきたいという覚悟がありますから、頑張ります。
■相手が後半から4バックに変えてきましたが、狙いは変わらなかったのでしょうか。
そうですね。中列のところの狙いは変わらず、だったのですが、逆に相手が3-4-3を続けてくればこちらも中盤を厚くして4-3-3というオプションも、松下投入と同時にやろうかなと思っていたのですが、逆に向こうが4-4-2に先に変えてくれたので、我々は松下、赤嶺というところで4-4-2のまま推移して、特にユニット同士の関係で走り負けないこと、縦パスを入れさせないことを意識してしのげたかなと思います。やってくることを、みんなが、ピッチ上の選手たちが、読み切れていたな、と思います。
■1-0になったときに90分のペース配分はどう考えていましたか。また、菅井選手が後半に頑張りすぎていたところはありませんでしたか。
自分も選手たちに「どんなペース配分だったの?」とは聞きたかったですが、ただ、やはり、チャンスの後にピンチがあるし、相手がボールを取りにこない状況が続いたので、そうしたら無理してしかけることはない、というところは選手同士でピッチの中で確認しながらやれていました。ただ、もう一工夫できれば、あの1点目を取れていたかたちは作れたチャンスを、自分達から逃していたという話は、ハーフタイムに確認していました。
つまり、もちろん2点目を取りにいっていますが、そこに対しては、相手がギャップや隙を与えていれば、そこはやる、見逃すな、と。ただし、できなければ、無理してしかける必要がないというところは、みんなコントロールしていたし、1-0でじれったくなるようなゲームですけれど、逆にこういった逃げ切り方をできるというところを見れば、選手たちは辛抱強く厳しさを持って戦っている証拠だなというところを示せたというところですから、ペース配分は、この夏場の甲府で90分間戦えたことを証明できれば、またホームに帰れたらもっと走れるということだと思います。
菅井に関しては、彼こそ、もう少しペース配分が必要かなとは思います。
■ウイルソン選手が素晴らしかったのですが、柳沢選手もコンビネーションが素晴らしく、監督は彼にどういうことを期待していましたか。
まずは、サイドハーフが相手の中段のところで受けたときに、ユニットを破るアクションを取ってほしいということです。彼のオフ・ザ・ボールの動きというものは彼の持ち味だし、それをすることでラインを下げることができます。逆に、ターゲットになったときに、下りてプレーするウイルソンが、前向きで何回かシュートをできたということに対しては、そういったパートナーの選んだプレーに対して、また違うプレーを選択できるというところは彼の経験からくることだし、そういったプレーをこの夏場の戦い方で織り交ぜなければただ走っていたって疲れるということで、彼はうまくコントロールできると思って今日はスタメンにしました。中二日で次の節があることを考えれば、みんなで体力を分散して、やるためのヤナギ(柳沢)のスタメン起用でした。