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試合日程/結果

第10節 名古屋グランパス

2013Jリーグディビジョン1 第10節 名古屋グランパス 試合詳細

2013年05月06日 (月) 19:03 キックオフ 豊田スタジアム

入場者数 12,075人 天候 晴れ、無風 気温 19.8℃
湿度 41% ピッチ 全面良芝、乾燥 時間 90分
主審 飯田 淳平 副審 金田 大吉/今岡 洋二
名古屋グランパス 0 0 前半 1
0 後半 1
2 ベガルタ仙台
ポジション 番号 選手 選手 番号 ポジション
GK1楢崎 正剛 先発 林 卓人16GK
DF32田中 隼磨 田村 直也23DF
DF22ダニエル 渡辺 広大3DF
DF4田中 マルクス闘莉王 鎌田 次郎2DF
DF6阿部 翔平 蜂須賀 孝治28DF
MF10小川 佳純 富田 晋伍17MF
MF7中村 直志 角田 誠6MF
MF20ダニルソン 太田 吉彰11MF
MF8藤本 淳吾 梁 勇基10MF
MF9ヤキモフスキー 柳沢 敦13FW
FW16ケネディ 赤嶺 真吾24FW
   
GK50高木 義成 控え 桜井 繁1GK
DF5増川 隆洋 和田 拓也20DF
DF23石櫃 洋祐 松下 年宏8MF
MF19矢野 貴章 ヘベルチ15MF
MF28田口 泰士 ジオゴ27MF
FW11玉田 圭司 中原 貴之9FW
FW35田中 輝希 武藤 雄樹19FW
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
28分[得点] 6 角田 誠
7 中村 直志 → 5 増川 隆洋 46分[交代]
58分[得点] 13 柳沢 敦
32 田中 隼磨 → 19 矢野 貴章 61分[交代]
9 ヤキモフスキー → 11 玉田 圭司 61分[交代]
61分[交代] 10 梁 勇基 → 8 松下 年宏
72分[交代] 13 柳沢 敦 → 9 中原 貴之
78分[警告] 17 富田 晋伍
80分[交代] 11 太田 吉彰 → 19 武藤 雄樹
90+3分[警告] 9 中原 貴之
後半前半 前半後半
9312シュート19613
101CK404
91019FK1798
022オフサイド202
000PK000

<手倉森誠監督記者会見>

<総括>

 みんなの思いが通じた結果になって良かったな、と、ホッとしています。
 力のある名古屋は、けが人も続々帰ってきてタレントが揃い始めました。そのタレントが揃うチームに対して、我々は組織で守備をしようとしました。全員守備で。決定的なピンチでポストに助けられたり、(林)卓人のセーブで事なきを得たこともありましたけれど、全員で守る意識で(失点を)0に抑えられたと思いますし、「彼らの攻撃力を抑えた先には、必ずスペースが生まれている。それをうまく突けば、まずはカウンター狙いがはまるだろう」という話をしていました。それがうまくいって、前半は1-0で、後半もいい時間で点を取れて、落ち着いてゲームをできたと。
 攻撃力、パワーアップをしてくる名古屋に対して、それでも中二日でこのゲームを迎える名古屋にはちょっと酷な時間帯だったかな、と。我々としては彼らよりも走りきらなければいけないシチュエーションだったので、最後まで粘り強く戦えたのかなと思っています。
 まず、5月はACLで負けた悔しさから始まった月ですけれど、そのぶん、「5月のこの山は我々にとって本当に、絶好の月だ。ここからはい上がる姿を見せよう」という話をして、それでいいスタートが切れました。中断前に優勝を狙える射程圏内まで登りつめようと思います。

■今シーズン(J1で)初の無失点勝利で、コーナーキックも相手に1本しか与えませんでした。守備で良かったところはどういうところでしょうか。

 まず、全員で守るという意識が高かったことと、あとはやはり代表クラスが揃うアタッカー陣を抑えられれば得るものがある、というモチベーションも非常に高かったのだろうなと思います。まずは一対一のドリブルのしかけだったり、あとは空中戦だったりというところのコンタクトの意識も高かったし、「まずは自由にやらせないぞ」という覚悟が、我々の方がディフェンディングサードで高かったのだろうと思います。
 本当に、最後は外からのクロスだけに相手のプレーを限定させたことが、コーナーキックの少なさにつながったのかな、と思います。逆に、名古屋は中二日で我々の裏を突くプレーに対しては、スピード感は今日は落ちていて助かったところがありました。

■ACLの江蘇戦で出られなかった角田選手、そしてウイルソン選手が出場停止になったことを受けた柳沢選手が貴重なゴールを決めました。それぞれについての評価をお願いします。

 まず、角田は前の試合で出られずに敗退したことに対して、出ていなくてもやはりその悔しさは相当なものだったし、その分切り替えて、なんとかこのJリーグで戦っていくしかないという覚悟を今日は示してくれたと思います。
 柳沢は、代役ではなくて、本当に彼が今、ここまでリーグ戦で辛抱させられている中で、危機感をチームに落とし込んでくれています。その危機感を彼がピッチの中でうまく表現してくれています。彼があれぐらい走ったら、ほかのみんなも走らなければいけません。

■2点とも、高さのある名古屋を相手にヘディングで取れました。そのプレーについての評価をお願いします。

 アタッキングサードに入ったらコンビネーションでスルーパスを狙うか、クロスだったら低くて速いボール、ということでした。
 1点目はうまい具合に高さのある角田が攻め上がっていたということと、ファーサイドへのボールに対しては、高さのある選手でも隙があったんだろうなというところを突けたのは良かったと思います。
 2点目は梁からヤナギ(柳沢)への速いボールというのは、間のポジションを取った時の狙いとしては、ミーティング通りで良かったと思います。