AFCチャンピオンズリーグ2013 グループE 第6戦 江蘇舜天
AFCチャンピオンズリーグ2013 グループE 第6戦 江蘇舜天 公式記録
2013年5月1日(水)19:30 キックオフ 仙台スタジアム
入場者数 | 11,241人 | 天候 | 曇、弱風 | 気温 | 9.9℃ |
---|---|---|---|---|---|
湿度 | 65% | ピッチ | 全面良芝、水含み | 時間 | 90分 |
主審 | ラフシャン イルマトフ | 副審 | アブドゥハミドゥロ ラスロフ / バハディル コチカロフ |
ベガルタ仙台 | 1 | 1 前半 1 0 後半 1 |
2 | 江蘇舜天 |
ポジション | 番号 | 選手 | 選手 | 番号 | ポジション | |
---|---|---|---|---|---|---|
GK | 16 | 林 卓人 | 先発 | ドン シャオフェイ | 1 | GK |
DF | 2 | 鎌田 次郎 | エレウイソン | 3 | DF | |
DF | 3 | 渡辺 広大 | ウー シー | 22 | DF | |
DF | 28 | 蜂須賀 孝治 | レン ハン | 23 | DF | |
MF | 10 | 梁 勇基 | コモリディン タジエフ | 39 | DF | |
MF | 11 | 太田 吉彰 | リュウ ジエンイエ | 8 | MF | |
MF | 17 | 富田 晋伍 | ルー ボーフェイ | 9 | MF | |
MF | 25 | 菅井 直樹 | スン ケー | 20 | MF | |
MF | 27 | ジオゴ | チョウ ユン | 5 | FW | |
FW | 13 | 柳沢 敦 | ハムディ サリヒ | 11 | FW | |
FW | 24 | 赤嶺 真吾 | イェブティッチ | 38 | FW | |
GK | 1 | 桜井 繁 | 控え | グアン チェン | 26 | GK |
MF | 8 | 松下 年宏 | アイ ジーボー | 12 | DF | |
MF | 15 | ヘベルチ | リー チー | 18 | DF | |
MF | 23 | 田村 直也 | ヤン シャオティエン | 28 | MF | |
FW | 9 | 中原 貴之 | イン ルー | 30 | MF | |
FW | 18 | ウイルソン | ゲー ウェイ | 15 | FW | |
FW | 19 | 武藤 雄樹 | チュ チョン | 17 | FW |
試合経過(得点、選手交代、警告、退場) | ||
---|---|---|
25 菅井 直樹 | 24分[得点] | |
■ 10 梁 勇基 | 29分[警告] | |
■ 25 菅井 直樹 | 34分[警告] | |
38分[得点] | 8 リュウ ジエンイエ | |
62分[得点] | 11 ハムディ サリヒ | |
13 柳沢 敦 → 18 ウイルソン | 66分[交代] | |
66分[警告] | ■ 22 ウー シー | |
17 富田 晋伍 → 19 武藤 雄樹 | 71分[交代] | |
11 太田 吉彰 → 9 中原 貴之 | 80分[交代] | |
■ 18 ウイルソン | 87分[退場] | |
90+2分[退場] | ■ 23 レン ハン | |
90+2分[交代] | 9 ルー ボーフェイ → 12 アイ ジーボー | |
90+5分[警告] | ■ 1 ドン シャオフェイ |
後半 | 前半 | 計 | 計 | 前半 | 後半 | |
---|---|---|---|---|---|---|
10 | 2 | 12 | シュート | 8 | 5 | 3 |
4 | 0 | 4 | CK | 2 | 2 | 0 |
8 | 11 | 19 | FK | 21 | 15 | 6 |
2 | 3 | 5 | オフサイド | 1 | 1 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
非常に悔しい結果でした。まず、16強、決勝トーナメント進出を決めて、まずサポーターに喜びを与えたかった。Jリーグの代表として決勝トーナメントに進みたかった。まずその思いを持って、しっかり選手たちは正しい力を注いでくれたと思います。最後までそれを信じて、力を出し尽くしてくれました。
でもこの決勝トーナメントを決める試合がこういったジャッジで難しくさせられたこと、もちろん2点目を取られたことは我々のいけないことですけれども、やはりイエローカードの出方、出る順番、最後のPKのジャッジ、レッドカード、中国には我々より遅い時間帯のカードだったし、その辺がこのACLの難しさかなと感じたことと、それに対して本当に憤りと悔しさを感じています。
選手たちに話しました。「この本当の悔しさを今日は植え付けられて、これからのJリーグはJリーグヤマザキナビスコカップ、天皇杯を、悔しさを晴らすべく取りにいこう。そしてまた来年にACLに出て、必ず今日のリベンジをするんだ」という話をしてきました。
優勢にゲームを進めていた中で、確かに我々もイージーなミスで相手に勢いを与えるようなカウンターを食らったということはもちろん修正しながらやっていかなければいけないし、こういう決定戦のゲームで2失点をしたことは反省しなければいけません。これから精進していきたいと思います。
■結果的にはグループステージ敗退でしたが、アジアの戦いの厳しさを、この6戦でどういうところに感じましたか。
移動も含めてタフなリーグだと感じました。ゲームでは激しいチャージと、後は試合ごとに変わるジャッジ、いろいろな環境に適応していかなければいけないタフさが絶対に必要になってくるな、と感じています。あとは戦いの中のシチュエーションに対しての準備、幅、それがチーム力として持たなければいけないものだなと、感じました。でも、ベガルタ仙台はやれなくはないな、という風に感じています。
■結果としてホームで1勝1分1敗と勝ちきれなかったことが敗退の要因としてはあると思いますが、監督はどう捉えていますか。
ACLはホームで(勝点)3を取って、アウェイで1で逃げ切ってくれれば、確実に予選を突破できる大会だと感じている中で、自分達はホームで勝ちきれなかったというところが敗退の理由です。そこには、シーズンが始まった時の我々のコンディション、けが人が相次いだ中で、やりくりしなければいけない状況、総合力でそれをカバーしながら乗り切っていこうといったところで、やりくりの中での難しさというものも確かに感じた部分がありました。本当に、連戦の中で、やはりいろんなところを選手たちが痛めながらという中で、誰がどの辺までの時間までやれるかなど、それに対しての交代など、考えながら戦いましたけれど、やはり万全で迎えたかった大会だったと思っています。
■監督のお母様が先週お亡くなりになって、(J1の)鳥栖戦とこの江蘇戦と勝利を届けることはできませんでしたが、チームが今回のACLで6試合を勇敢に戦ってチームを作れたことは、胸を張ってご報告ができたのではないでしょうか。
勝利を本当に届けたかったなと思います。その思いは選手からひしひしと伝わってきたし、そこには本当に選手たちに感謝しています。チーム内に湿っぽい雰囲気、こういう出来事があって、結果がこうやってでなければまた湿っぽくなりうるというところですけれど、このACLを戦い抜いた、注いだパワーというのが、確実に選手たちを成長させてくれていると思うし、その成長した証明をリーグ戦とJリーグヤマザキナビスコカップと天皇杯で晴らして、必ずタイトルを取って、それを母親にプレゼントできればと思います。
■今日、相手がシンプルに強くボールを運んできたように、あまりJリーグで見られないようなチームとアジアで戦うに際して、やっていかなければならないこともあるかと思うのですが、どう感じましたか。
Jリーグのチームは、組織的、コレクティブさ、連動力というものに関しては、ほかのアジア諸国よりもレベルが高いところにあると思っていますから、それを力強さで押しつぶされないような、より高いレベルの能動的なサッカーを目指していかないといけないと思いました。もっとやはり、相手を動かして崩すというようなことを、相手のパワーを利用していなすようなサッカーをしっかり高めないといけないと思っています。