AFCチャンピオンズリーグ2013 グループE 第4戦 FCソウル
AFCチャンピオンズリーグ2013 グループE 第4戦 公式記録
2013年4月10日(水)19:00 キックオフ 仙台スタジアム
入場者数 | 8,874人 | 天候 | 曇、弱風 | 気温 | 7.3℃ |
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湿度 | 47% | ピッチ | 全面良芝、水含み | 時間 | 90分 |
主審 | モハメド アルザルーニ | 副審 | アハメド アルシャムシ / ルサン アルマフリ |
ベガルタ仙台 | 1 | 1 前半 0 0 後半 0 |
0 | FCソウル |
ポジション | 番号 | 選手 | 選手 | 番号 | ポジション | |
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GK | 16 | 林 卓人 | 先発 | キム ヨンデ | 1 | GK |
DF | 2 | 鎌田 次郎 | チェ ヒョジン | 2 | DF | |
DF | 5 | 石川 直樹 | キム ジュヨン | 4 | DF | |
DF | 6 | 角田 誠 | キム チウ | 7 | DF | |
DF | 20 | 和田 拓也 | アジウソン | 8 | DF | |
MF | 10 | 梁 勇基 | コ ヨハン | 21 | DF | |
MF | 11 | 太田 吉彰 | ハ デソン | 16 | MF | |
MF | 17 | 富田 晋伍 | ハン テユ | 20 | MF | |
MF | 25 | 菅井 直樹 | コ ミョンジン | 22 | MF | |
FW | 13 | 柳沢 敦 | デヤン ダムヤノビッチ | 10 | FW | |
FW | 18 | ウイルソン | モリーナ | 11 | FW | |
GK | 1 | 桜井 繁 | 控え | ハン イルク | 23 | GK |
DF | 28 | 蜂須賀 孝治 | キム ジンギュ | 6 | DF | |
MF | 8 | 松下 年宏 | チェ ヒョンテ | 17 | MF | |
MF | 14 | 佐々木 勇人 | コ グアンミン | 27 | MF | |
MF | 15 | ヘベルチ | チェ テウク | 33 | MF | |
FW | 9 | 中原 貴之 | エスクデロ セルヒオ | 9 | FW | |
FW | 19 | 武藤 雄樹 | キム ヒョンソン | 18 | FW |
試合経過(得点、選手交代、警告、退場) | ||
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13 柳沢 敦 | 16分[得点] | |
46分[交代] | 16 ハ デソン → 9 エスクデロ セルヒオ | |
54分[警告] | ■ 11 モリーナ | |
58分[交代] | 21 コ ヨハン → 18 キム ヒョンソン | |
■ 10 梁 勇基 | 67分[警告] | |
13 柳沢 敦→ 9 中原 貴之 | 70分[交代] | |
■ 17 富田 晋伍 | 71分[警告] | |
81分[警告] | ■ 20 ハン テユ | |
25 菅井 直樹 → 28 蜂須賀 孝治 | 82分[交代] | |
■ 2 鎌田 次郎 | 85分[警告] | |
■ 11 太田 吉彰 | 90+1分[警告] | |
11 太田 吉彰 → 14 佐々木 勇人 | 90+1分[交代] |
後半 | 前半 | 計 | 計 | 前半 | 後半 | |
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5 | 6 | 11 | シュート | 10 | 3 | 7 |
1 | 4 | 5 | CK | 7 | 2 | 5 |
8 | 7 | 15 | FK | 30 | 14 | 16 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 8 | 3 | 5 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
<総括>
昨日の会見で照明が落ちなかったので、勝てたのかなと思います(笑)。
今日のゲームでは、ACLでもJリーグでも思ったような成績を残せていない中でのゲームで、まずACLのグループリーグ突破への強い意志、ベガルタの本来の強さというものを示していこうとしました。「這い上がる力を見せよう」という合言葉を持って今日の試合にのぞみました。前回にソウルと対戦した時に手応えを感じて帰ってきました。その「いけるぞ」というところを実際に証明できたことにはホッとしています。
本当に、攻守に連動して、コレクティブさ、攻守の共通理解力、連動性、そしてアタッキングサードでの敏捷性というところには我々の方に分があるという話をして、相手のストロングとウィークをしっかり理解してくれて、90分間コントロールしてゲームをできたな、と。2点目を取れていれば本当に完勝だったのかなというゲームをしてくれたので、ここからの戦いで本当に這い上がっていけるという手応えを感じています。
■4日前のJリーグの試合から短期間での修正をして、今日の攻撃で特に良かったところはどういうところでしょうか。
間違いなく、この間のチームとは別のチームではなくて、同じチームです。
シーズンに入ってからの流れで4-3-3を試してきて、その中で自分達がしっかり身につけなければいけないものにトライしてきて、それは充分、結果が出ていない中でも手応えを感じていました。
この、ソウルと一週間で二回当たるということに対して、4-4-2に戻すプランというものが自分の中にあって、Jリーグはここまで5試合を消化していますが、辛抱させられている時期を経て、4-4-2に戻した時の強さというものが確実に表現できるだろうな、と思いました。その通りになっただけだ、と思っています。
■柳沢選手を今シーズン初めて先発起用した意図と、彼のゴールの感想をお願いします。
まず、ここ最近のトレーニングでの彼のパフォーマンスは良かったと思います。そしてシュート練習でも簡単にゴールを決めることも多くて、チームが勝てていない中でも、ものすごく落ち着いてトレーニングをできていたな、と思います。
前回にソウルと対戦した時に、敏捷性のところで相手のディフェンスラインに対して我々に分がありそうだと。ただ速いだけではなくて、本当にいつそのギャップに入り込むことができるかというタイミングを計れる選手、そうなればヤナギ(柳沢)だろうな、というところです。セットプレーでの1点だけでしたけれども、流れの中でも充分に守備も攻撃も機能したな、と思っています。
■戻ってきた角田選手のパフォーマンスによって、チーム全体に攻守でどういう変化があったと感じますか。
まず彼が、復帰の第一戦目で彼が持っているパフォーマンスを出せたことには、彼の力が素晴らしかったな、と思います。新潟戦でも、メンバーをどうするのかという中では、彼自身がまだ足の痛みを気にしていたところがあったのですけれども、そこの結果によって負けたという部分と、今は何がベガルタに足りないのかということを、スタンドから彼が感じた部分を話した時に、「仙台の迫力、あとは攻撃的な守備、やはり見ていて怖さがなかった」と前回(新潟戦で)感じていた部分を、彼がピッチの中で「俺が出たらやらなければならない」ということを理解して、チームに落とし込んでくれたなと感じます。
本当に、「90分やる」とは言っていたけれども、もつのかなというところで、本当に気持ちで彼はチームを引っ張ってくれて、自分達の予選突破の可能性というところを、高めてくれたと思います。
今日の一勝は、仙台がアジアでひとつ勝てたという、クラブにしてみれば歴史的な一日でした。予選リーグも残りあとふたつです。おそらく、予選リーグの最終戦の江蘇との仙台ホームでの試合は、決勝トーナメント進出をかけた試合になります。
本当に、アジアでも我々は上位を目指しています。そこに対してぜひ、スタジアムに足を運んでもらって、アジアも取るんだという気持ちを、みんなで作り上げて勝ち進んでいきたいと思っていますので、日程的にもきついとは思いますけれども、ぜひ仙台スタジアムに来てもらって、「JもACLも狙っていきましょう」と、ここで話したいと思います。