AFCチャンピオンズリーグ2013 グループE 第3戦 FCソウル
AFCチャンピオンズリーグ2013 グループE 第3戦 公式記録
2013年4月2日(火)19:30 キックオフ(現地時間) ソウルワールドカップスタジアム
入場者数 | 9,762人 | 天候 | 晴れ | 気温 | 8℃ |
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湿度 | ピッチ | 時間 | 90分 | ||
主審 | VALENTIN KOVALENKO | 副審 | RAFAEL ILYASOV / SAIDKASIMOV MAMUR |
FCソウル | 2 | 2 前半 0 0 後半 1 |
1 | ベガルタ仙台 |
ポジション | 番号 | 選手 | 選手 | 番号 | ポジション | |
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DF | 2 | チェ ヒョジン | 先発 | 鎌田 次郎 | 2 | DF |
DF | 4 | キム ジュヨン | 渡辺 広大 | 3 | DF | |
DF | 6 | キム ジンギュ | 松下 年宏 | 8 | MF | |
DF | 8 | アジウソン | 梁 勇基 | 10 | MF | |
FW | 9 | エスクデロ セルヒオ | 太田 吉彰 | 11 | MF | |
FW | 10 | デヤン ダムヤノビッチ | ヘベルチ | 15 | MF | |
FW | 11 | モリーナ | 林 卓人 | 16 | GK | |
MF | 16 | ハ デソン | ウイルソン | 18 | FW | |
MF | 22 | コ ミョンジン | 和田 拓也 | 20 | DF | |
GK | 31 | ユ サンフン | ジオゴ | 27 | MF | |
MF | 33 | チェ テウク | 蜂須賀 孝治 | 28 | DF | |
GK | 1 | キム ヨンデ | 控え | 中原 貴之 | 9 | FW |
DF | 7 | キム チウ | 柳沢 敦 | 13 | FW | |
FW | 14 | パク ヒソン | 佐々木 勇人 | 14 | MF | |
FW | 15 | カン ジョンフン | 富田 晋伍 | 17 | MF | |
MF | 17 | チェ ヒョンテ | 武藤 雄樹 | 19 | FW | |
MF | 20 | ハン テユ | 関 憲太郎 | 21 | GK | |
DF | 21 | コ ヨハン | 田村 直也 | 23 | MF |
試合経過(得点、選手交代、警告、退場) | ||
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9 エスクデロ セルヒオ | 6分[得点] | |
6 キム ジンギュ | 22分[得点] | |
46分[交代] | 27 ジオゴ → 17 富田 晋伍 | |
59分[交代] | 8 松下 年宏 → 19 武藤 雄樹 | |
33 チェ テウク → 21 コ ヨハン | 69分[交代] | |
9 エスクデロ セルヒオ → 17 チェ ヒョンテ | 75分[交代] | |
78分[交代] | 10 梁 勇基 → 13 柳沢 敦 | |
8 アジウソン → 7 キム チウ | 80分[交代] | |
■ 31 ユ サンフン | 84分[退場] | |
87分[得点] | 18 ウイルソン | |
■ 11 モリーナ | 90+1分[警告] |
後半 | 前半 | 計 | 計 | 前半 | 後半 | |
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シュート | ||||||
CK | ||||||
FK | ||||||
オフサイド | ||||||
PK |
<総括>
今日のゲームはグループリーグのなかで大きな山でした。今回の敵地でのアウェイ戦と、来週のまたソウルと戦うホーム戦というところが。
自分たちとしては今、ソウルに対して今日のゲームプランは(ボールを)持たせて、いい守備からのいいカウンターというところを取りに行きたかった。最初のチャンスで決められず、そのすぐ後のピンチで取られたこと、早い時間帯に2点を与えてしまったことで、逆にソウルが陣形を組んで守るサッカーになって我々が持つ展開になって、崩しきれなかったのは残念です。けれども、最後に「あわや」というところまでしぶとさを示せたところでは、来週の再戦に対してはいいゲームができたかなと感じています。
■試合前日の公式記者会見で「FCソウルはリーグで勝利がないのはおかしい」という話でしたが、今日の試合を終えてどういう意見になりましたか。
ソウルはおそらくリーグ戦でも勝てていない状況で、今日のゲームは、よりナーバスだっただろうと思います。ただしやはり、危機感を持って入った部分で、2点を取れる力のあるチームだと思いましたし、逆に蘇らせてしまったのかなと思います。
ただし、このリーグでソウルがともすれば1位で抜けるかもしれない、という予想もあるし、我々は2位通過でもいいという覚悟もありました。ただし、ビッグクラブのソウルに対して、一進一退の戦いができたというところでは、我々は自信を持って帰れるな、と思います。
■崩しきれなかったということですが、けが人の影響はあったのでしょうか。
崩しきれなかった、というよりも、決めきれなかった、という部分が強いのかなと思います。前半に0-2で折り返したゲームの内容でも、ウイルソンのシュートやヘベルチのシュートというところで決定的なチャンスがあったわけで、それを取れれば、というところだったわけですけれども。
今のベガルタは、確かにけが人が相次いでいたり、今は連続の試合を課すことができない選手がいたりする中で、それでも、誰が出ても戦い抜けるように、ということに関してはある程度の手ごたえを得ています。あとひとつは、ソウルとは一週間にまた来週も再戦があると考えれば、チームとしてのバリエーションを持って戦える方が、「次はどんなメンバーで来るのかな」とチェ・ヨンス監督に考えさせることができます。そういう意味では、ベガルタとしての駆け引きは今日は少しうまくいったのかなと思っています。結果はついてこなかったけれども。
■2点のリードを許して折り返すのは苦しい状況でしたが、選手にどういう指示を出しましたか。また、その時に富田選手を投入した意図を教えてください。
まずは、後半にしっかりしかけなければいけません。「2点を与えたのは我々が与えたんだ」という話をしました。
それをひっくり返すためには、よりしかけの部分を高めなければいけないということで、プランは本当に、相手にボールを持たせてから出ていくというところだったのですけれども、それが自分たちが今度は持てる状況、ソウルが点を取った状況ということでブロックを固めていました。そうなったときに、うまく剥がしていけることを考えれば、ジオゴより富田の散らしを選んで、ボールを握りながら崩すことを選びました。
2点のリードをまずは同点に追いつくために、そこにはパワーが要るので、そのパワーを示すことで、「来週に再戦のあるソウルに対して手強さや粘り強さを示すにちょうどいいスコアだ」という話をして送り出しましたから。
選手は最後まで、残りの45分を果敢に攻めきってくれたと思います。