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第8節 アルビレックス新潟

2012Jリーグディビジョン1 第8節 公式記録
2012年4月28日(土)16:03 キックオフ 東北電力ビッグスワンスタジアム
入場者数 24,637人 天候 晴、無風 気温 20.6℃
湿度 39% ピッチ 全面良芝、乾燥 時間 90分
主審 中村 太 副審 前之園 晴廣 / 蒲澤 淳一
第4の審判 金井 清一 記録員 村山 拓也
アルビレックス新潟 0 0前半0
0後半1
1 ベガルタ仙台
ポジション 番号 選手   選手 番号 ポジション
GK 21 東口 順昭 先 発 林 卓人 16 GK
DF 17 内田 潤 田村 直也 23 DF
DF 4 鈴木 大輔 鎌田 次郎 2 DF
DF 5 石川 直樹 上本 大海 29 DF
DF 19 金 珍洙 朴 柱成 27 DF
MF 15 本間 勲 富田 晋伍 17 MF
MF 36 菊地 直哉 角田 誠 6 MF
MF 23 田中 亜土夢 太田 吉彰 15 MF
FW 9 矢野 貴章 関口 訓充 11 MF
FW 10 ミシェウ 柳沢 敦 13 FW
FW 11 ブルーノ ロペス ウイルソン 18 FW
     
GK 30 小澤 英明 控 え 桜井 繁 1 GK
DF 3 大井 健太郎 内山 俊彦 20 DF
DF 25 村上 佑介 原田 圭輔 28 DF
MF 6 三門 雄大 松下 年宏 8 MF
MF 18 アラン ミネイロ 梁 勇基 10 MF
MF 26 小谷野 顕治 武藤 雄樹 19 FW
FW 14 平井 将生 中原 貴之 9 FW
     
黒崎 久志 監 督 手倉森 誠
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
  44分[警告]   27 朴 柱成 [C2]
9 矢野 貴章 [C7]  45+1分[警告]  
11 ブルーノ ロペス [C4]  63分[警告]  
36 菊地 直哉 [C4]  67分[警告]  
  72分[交代]  13 柳沢 敦 → 8 松下 年宏
17 内田 潤 → 25 村上 佑介  78分[交代]  
  81分[交代]  15 太田 吉彰 → 19 武藤 雄樹 
4 鈴木 大輔[C1]  88分[警告]  
15 本間 勲[C3]  88分[警告]  
21 東口 順昭[C3]  88分[警告]  
23 田中 亜土夢 → 18 アラン ミネイロ  88分[交代]  
  89分[得点]  18 ウイルソン
 [PK 18 右足S
]
36 菊地 直哉 → 14 平井 将生  90分[交代]  
11 ブルーノ ロペス [C3]  90分[警告]  
11 ブルーノ ロペス [CS]  90分[退場]  
  90+2分[交代]  18 ウイルソン → 9 中原 貴之 
[警告] C1:反スポーツ的行為、C2:ラフプレイ、C3:異議、C4:繰り返しの違反、C5:遅延行為、C6:距離不足、C7:無許可入、C8:無許可去
[退場] S1:著しく不正なプレイ、S2:乱暴な行為、S3:つば吐き、S4:得点機会阻止(手)、S5:得点機会阻止(他)、S6:侮辱、CS:警告2回
[得点] ~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
90 45   45 90
2 2 4 シュート 9 1 8
7 6 13 GK 7 2 5
1 3 4 CK 4 2 2
7 10 17 直接FK 16 6 10
0 0 0 間接FK 2 2 0
0 0 0 オフサイド 2 2 0
0 0 0 PK 1 0 1
手倉森誠監督記者会見

<総括>

 「ゴールデンウィーク一発目のゲームで、それはもう4月の最後のゲームだ、と。しっかり4月を締めくくりたい」という話をして選手を送り出しました。今回のアウェイの戦いの中で大事なのは、厳しい、タフなゲームになることをしっかり覚悟して、持たなければいけないのは、しっかり戦う気持ちと、辛抱する気持ちと、したたかに戦う気持ちだ、と。
 まさしく今日、もっとゲーム展開は新潟のしかけがくるのかなと思っていたのですが、逆に守備から入ってきたというところで、自分たちがボールを持たされた状況というものが長く続いたのですが、それでもアウェイで0-0で推移していければ、どこかにスペースが生まれるはずだと、そういったところに辛抱強く思って戦おう、と。
 相手はブロックを組んでの守備からのカウンターと、我々の陣地に入ってからのセットプレーをゲットしてからの得点を狙っているので、不用意なファウルはしないようにということを注意しながら、やらせました。
 本当に、辛抱強さと、したたかさで取った、大きな大きな勝点3だったと思います。多く仙台から来てくれたサポーターの力も、あのPKゲットにつながったんだろうなと感謝しています。

■足の状態が万全ではなかったウイルソン選手の先発起用についてと、PKを決めた今日の試合の評価をお願いします。

 初速のところはやはり心配していました。筋肉系の違和感があったので。それでも前日の練習を回避して、ある程度のところまで回復しているというトレーナーの報告があったので、「気をつけながらプレーしてくれ」と。今回、遠征のメンバーに19人が帯同していて、ウイルソンに何かがあれば中原を、ということも考えていましたから。
 ウイルソン自身はそういった自分のコンディションを考えながら、七割、八割くらいでプレーしていたんだと思います。そのおかげであの時間帯までプレーしていてくれたことで、本来の交代させるプランというものはその通りになったので、良かったと思うし、最後は落ち着いてPKを決めてくれるあたりが心強いと思いました。

■前半に相手の堅い守備を崩せなかったなかで、後半に指示したのはどういう部分ですか。

 ブロックを組んだ相手に対してウイルソン、柳沢、太田が最初に張り付きすぎました。それに対して、相手のユニット間でのターンなどが難しくなっていたので、うまく出入りしようという話をして、後半に送り出しました。
 そうしたら、太田が相手のユニット間で受けてのドリブルのしかけなどで攻撃にアクセントを出してくれたので。ラストパスがなかなか合わなかったのと、東口選手のクロスに対しての対応が素晴らしかった。そういう彼の良さをわかっていながらクロスの精度が高いボールばかりになって、工夫がなかったというところで、得点できなかったのかな、と思っています。
 でも後半は太田が少しよみがえったところで、攻撃に威力が出たのかと思いました。