平山相太選手引退会見を行いました。
掲載日:2018年2月22日
2月22日(木)、先日現役引退を発表した平山相太選手の引退会見を行いました。
平山相太選手引退会見
挨拶
先日(リリースで)発表した通り、現役を退くことを決意いたしました。度重なるけがで、トップレベルでパフォーマンスができないと思ったのが理由です。
ベガルタ仙台では1年でしたが、監督や選手たちに親切にしてもらい、(チームの)一員だと思うことができました。出会ったすべての人々が自分の財産になっています。
今後は勉強し、サッカーで経験したことを若い人たちに伝えて、日本サッカーが強くなるように助けていきたいと思っています。
質疑応答
■ 引退はいつごろ決意したのでしょうか。
昨年に左足首をけがして手術し、リハビリを経て(チーム全体)練習に合流するところまでいきましたが調子は良くなく、チームの力になれないと感じました。年末年始で様子を見ていましたが、年明けに決断して(引退を)報告しました。
■ 渡邉監督や家族に伝えた時の反応はいかがでしたか。
監督は引き留めてくれて、復活させたい気持ちがあると言ってくれましたが、足が全然良くならなかったです。ありがたかったのですがサッカーができないと伝えました。
妻はお疲れさまと言った後、泣きました。自分も泣きましたが子どもたちは分かっていなくて笑顔だったので、辛い時間はすぐに終わりました。
■ 今まで一番うれしかった瞬間を教えてください。
8歳のときにJリーグが開幕し、テレビで見ていて自分もサッカーがしたいと思いました。その舞台に立てたことが一番です。
■ 思い出のゴールを教えてください。
ゴールは全て同じ(価値)ですが、強いて言えば2009年ナビスコカップの決勝で挙げたゴールです。
■ 代表についての思いを聞かせてください。
小さい時、1994年のアメリカW杯を見て、自分も(W杯に)出たいと思いましたが、叶わなかったことが一番残念です。
■ 今後勉強したいことを教えてください。
大学に行って教員免許を取り、プロの監督になることが目標です。話す、伝えることが得意ではないので勉強し、経営学なども学んで、幅広い知識を持った指導者になりたいと思っています。
■ 目標としている指導者はどなたでしょうか。
国見高校でお世話になった小嶺先生を尊敬しています。
■ ベガルタ仙台のユニフォームを着ることはなかったですが。
とても残念で悔しいです。応援してくれていたファン、サポーターに申し訳ないです。またサッカー界に戻ってきたときに応援してもらえればうれしいです。(ベガルタ仙台は)今シーズンさらにスケールアップしているので楽しみです。